今週も配信ありがとうございます。 図らずも、もしくは図ったのか、木蘭先生もよしりん先生もアンチの心理に切り込む記事を書かれていましたね。 元ネトウヨの私としましては「ああ、確かに言われている通りだなあ」と当時を思い返します。 うつ病で仕事を辞め、社会との関わりが薄くなっても、なけなしのプライドは残っている、という状況。 経済的に「弱者」であることに間違いはないですけど、そこに居続けるのは恥だから、病を治して出来る限り早く自立しよう、と考えるのが本来の姿。 でも、ネット環境があって自分のメッセージを簡単に発信できてしまうと、プライドが満たされるようになり、現状維持を恥と感じることもなくなってくる。 自己中心的になり、自分は悪くないから社会が悪いという考えになってしまう。 自己慰撫の極み。 客観的に見れば「この人、プライドもへったくれもないのか?」と思われる状態であるにも関わらず。 自分で自分を「弱者の聖域化」していたんですね。 『ゴー宣』で「差別論」や「慰安婦問題」を扱っていた時に、「弱者の聖域化」が徹底批判されていたのを読んで納得していたにも関わらず、自分がそういう状態に陥ってしまいました。 その目が覚めたきっかけが『戦争論』でした。 特に印象的だったのが、以下のゴーマンです。 第13章「きみの洗脳は死ぬまでに解けるか? 洗脳されてる自覚はないか?」 第14章「今の人々は「死ぬことに生き甲斐を感ずる」なんてことは絶対にわかるまい」「それどころかきみたちは生きることにすら生き甲斐を感じられないんじゃないか?」 最終章「自分を一番自由にしてくれる束縛は何か? それを大事に思う心を育てよう」 何かがゴトッと音を立てて外れた感覚。 憑きものがいなくなって身体が軽くなった感覚。 その感覚が今でも残っています。 以上はあくまで私のネトウヨ心理ですが、アンチの心理もほぼ相似形と言ってよいでしょう。 そう考えると、ネット環境や格差社会など、問題の根っこは深いような気がしますが、とどのつまりは共同体の崩壊に突き当たるのかもしれませんね。 先日の『ゴー宣道場』、タイムシフトで第1部まで視聴しました。 自分に何が出来るのか、じっくり考えていきたいと思います。
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今週も配信ありがとうございます。
図らずも、もしくは図ったのか、木蘭先生もよしりん先生もアンチの心理に切り込む記事を書かれていましたね。
元ネトウヨの私としましては「ああ、確かに言われている通りだなあ」と当時を思い返します。
うつ病で仕事を辞め、社会との関わりが薄くなっても、なけなしのプライドは残っている、という状況。
経済的に「弱者」であることに間違いはないですけど、そこに居続けるのは恥だから、病を治して出来る限り早く自立しよう、と考えるのが本来の姿。
でも、ネット環境があって自分のメッセージを簡単に発信できてしまうと、プライドが満たされるようになり、現状維持を恥と感じることもなくなってくる。
自己中心的になり、自分は悪くないから社会が悪いという考えになってしまう。
自己慰撫の極み。
客観的に見れば「この人、プライドもへったくれもないのか?」と思われる状態であるにも関わらず。
自分で自分を「弱者の聖域化」していたんですね。
『ゴー宣』で「差別論」や「慰安婦問題」を扱っていた時に、「弱者の聖域化」が徹底批判されていたのを読んで納得していたにも関わらず、自分がそういう状態に陥ってしまいました。
その目が覚めたきっかけが『戦争論』でした。
特に印象的だったのが、以下のゴーマンです。
第13章「きみの洗脳は死ぬまでに解けるか? 洗脳されてる自覚はないか?」
第14章「今の人々は「死ぬことに生き甲斐を感ずる」なんてことは絶対にわかるまい」「それどころかきみたちは生きることにすら生き甲斐を感じられないんじゃないか?」
最終章「自分を一番自由にしてくれる束縛は何か? それを大事に思う心を育てよう」
何かがゴトッと音を立てて外れた感覚。
憑きものがいなくなって身体が軽くなった感覚。
その感覚が今でも残っています。
以上はあくまで私のネトウヨ心理ですが、アンチの心理もほぼ相似形と言ってよいでしょう。
そう考えると、ネット環境や格差社会など、問題の根っこは深いような気がしますが、とどのつまりは共同体の崩壊に突き当たるのかもしれませんね。
先日の『ゴー宣道場』、タイムシフトで第1部まで視聴しました。
自分に何が出来るのか、じっくり考えていきたいと思います。