対米追従（をする振りも含めて）はもはや日本の国益にならない、自分たちにはこうして日本を立て直していくプランがある、そう主張しなければ、政権交代は成し得ません。また、仮に為せたとて、現実性が伴わなければ、旧民主党の二の舞になるだけでしょう。枝野氏が拘る、党の頭数うんぬんは、そうした理念があって初めて通用する、戦術論レベルの話です。戦略がないのに、さかしらに小手先の戦術だけ駆使しようとしても、上手くいくはずはありません。IRや桜を見る会だのなんだのの追求も、所詮は大局に影響のない局地戦でしかない。主戦場で勝てないから、僻地で小競り合いして点数稼ぎしようなんて腹は、国民はお見通しなのです。さっさと改憲論議しろよということですね。

外交や経済の首根っこを米国に掴まれている状態の元凶が化石憲法なのだから、改憲論議から逃げる奴は日本の政治家としては0点です。これを改善しなければ、何をいじっても端から崩れると思います。実際そうだから、この国は「こんな風」になってしまったのではないでしょうか。