M.O のコメント

今週も配信ありがとうございます。
『ゴー宣道場』の展望を示していただき、なるほど確かにこの一年は日本にとって正念場なのだと理解出来ました。
大阪在住の人間なので、3月の岡山、5月の東海、6月の関西それぞれでの参加を検討することにします。
岡山は人が集まりにくいとのことですが、大阪人としては岡山は「明石の先」というイメージなので、むしろ広島よりも行きやすいという感覚があります。
先日、「枝野幸男との決別宣言」の動画を視聴し、少なくとも現状においては「有権者が野党を育てる」という認識は悠長すぎるのだと思いました
昨年末より『社会契約論』をちくりちくりと読み続けていますが、市民がヴォーカルマジョリティである必要性を感じます。

木蘭先生の新連載『血道一直線!』、面白かったです。
私も血道を「ケツドウ」と読んでいたことを告白します。
木蘭先生の読み間違いが指摘された大阪での生放送に参加しておりまして、「自分も間違ってた!」と感じつつも、他の参加者と一緒に笑っておりました(笑)
「アラブの春」に血道を上げて、あれこれネットで調べたという経験が、現在の「木蘭探偵事務所」の調査力につながっているのかなと思いました。
かくいう私もかつてはネトウヨ言論に血道を上げておりました。
木蘭先生の血道とは一緒にするのもおこがましいし、そもそも話の要旨とも違うとは思うのですが、私自身はあの時の血道が今に繋がっていて、ネトウヨのみならず「ネット民」全体を客観的かつ冷静に見つめることができるようになったかなという認識です。
振り返れば常軌を逸していた、と思うことも、おかげでマイナーなジャンルに詳しくなった、バカの極みの愚かしさを身をもって知った、と現在の自分にある程度肯定的に繋がることってありますよね。
木蘭先生が、やたらと「パンを牛乳で流し込みながら」という表現を使われていたのが、相変わらずリアルな日常を感じられて楽しく読めました。

あと、Q&Aで『M-1』では関西勢が優勢ですが、という質問がありましたが、それに関してはナイツ塙の著書『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』(集英社新書)で見事な分析を読むことが出来ます。
『M-1』がどういう大会であるのか、漫才とはどういう演芸であるのか、上方と江戸の演芸の違いは、といったテーマについて語った「芸談」(執筆したのではなく、聞き手のインタビューに対して回答する形式)が収録されており、漫才ファンは読んで損はないと思います。
ちなみに本書の中で、『R-1 ぐらんぷり』と『女芸人No.1決定戦 THE W』について、「芸のコンテストは人数ではなく、ジャンルで括るべき」「性別で分けるものでもありません」として、それらのコンセプトを批判していたのには溜飲が下がりました。

No.30 52ヶ月前

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