私は経済のことについては無学なので（他の事に関しても無学なんだけど、特に・・・）、
小林先生が経済の専門家の方とのやり取りを通じて学ばれて、そこで考えられたことを、
小林先生が漫画や文章で表現されているのを読むことで、ほんの少しだけ勉強させて貰っている感じです。

消費税について、増税は止む無しなのか、そもそも消費税は必要ないのか、
これまで正直、自分でもよく分かっていなかったので、
自分の中でも考えがまとまらずに来ましたが、
藤井聡氏の主張をゴー宣やゴー宣道場やライジングを通じて知って、
やっぱり消費増税はダメだ、と思うようになりました。
とは言え、実際に消費税の増減を決めるのは政治家になりますから、
いち国民としての意思を反映させるには、やっぱり選挙しかないんだなと。
運動もありなのでしょうが、デモなどの運動は好きではありません。
ゴー宣道場に関しては、自身の都合で今後は現地まで行って参加したりお手伝いしたりということは難しくなってしまいましたが、
応援はして行きたいと思います。

そして、共同体の再生無くして、消費税を上げただけではどうにもならないということを、
消費増税推奨派の井手英策氏のことを見ていくと、それが見えてくるということに、
小林先生の主張についての説得力を読者として感じました。

「正しい宗教のつくりかた」は、
自分自身が個が弱くて集団に埋没しがちになる気質があると自省することも多いので、
読みものとして登場人物がどうなっていくのか？という楽しみ方もある一方で、
いろいろと考えさせられるところもありますね。
こういうカルト集団に踏み込んでしまった時点で自分の判断があるから自己責任だよね、という見方も勿論ありますが、
そこまで突き放して見れるほど個が強力な人は日本人全体の中では少数派なんじゃないのかなと。
良くも悪くも、昔から、集団の力を発揮して発展してきたという、
島国の国家の、農耕民族としての気質があると思います。
そして、現在は、中間層・共同体が崩壊して行っているということで、
砂粒の個がどんどん増えていく状況になってしまっています。
個が弱い自分も、こういう読み物を読むことで、いろいろと考えて、
少しずつでも強くならなければならないのかな、とも思いました。

Q&A回答、いつもありがとうございます。
村上もとか先生のバイク漫画は「熱風の虎」ですかね。懐かしい！

ゴー宣道場のアンケート回答のブログも、いつも楽しみに拝読しております。
自分自身、道場の動画を見る時よりも、アンケート回答のブログを読む時の方が、
より道場のテーマについて、アンケートを書かれた人と、先生の回答を読むことで、
思索を深められます。