まみ のコメント

木蘭さんの、トンデモ見聞録、本当に感動しました。そして、御礼を書きたくなりました。
私事と、ちゃんと客観性を持たせて、区分けして、コメントできるかは、とても不安ですが、でも、今までみたいに、みているだけでは、嫌だとも思ったので、コメントさせてもらうことにしました。
私は、三浦氏と、同じ年齢の時に、同じような被害に遭いました。性犯罪と言うものが、私自身も、今現在びっくりしている最中ですが、犯行実態そのものには、そこまで多くのパターンが存在しているわけではないようで、被害そのものの実体が事実かどうかが、まるで、官能小説か、レディコミのようだと、安易に、被害者が、自身で、欲求不満が創り出した、フィクションとして、被害妄想として、精神科でお世話になるさいにも、まず、ひととして、疑われるところから始まります。知識のある、専門家ですら、何がセカンドレイプに当たるのかを、知識だけで、頭だけで、捉えているからなのか、頭だけでしか物事を判断できない人たちにも、治療を、受けていくうえで、頭をさげて、治療を受けさせて頂くと言う概念がこちら側に必要となってきます。逆に、全くの、感情論だけで、突っ走ってしまう支援者の方たちには、被害と加害と言う構図が分かりやすく、はっきりと明確であること、なおかつ、被害者として、感情移入してもらい、助けてもらうという立場を確保することが、第一となってきます。
私は、被害者になってしまったあの日から、誰の心のなかにも、自分自身がちゃんと存在していない気がしていて。
今の時代のなかに置いては、昔とは、違う形をとっている、ある種の、ムーブメントとして、女性の権利が主張されていくなかで、まさに、性被害をも、その人たちの主義、主張を通すための道具みたいに扱われている現状が、個人的にはとても嫌ですが、
でも、被害者を、自分たちの何かを、果たすために、ものとして、扱うことは、何も、加害者だけが、そうするわけでも、そうしたわけでもないことも、事実だと思います。
木蘭さんが、おっしゃってくれた通りで、本当は、最初から、実態は、何もなかった、家族と言う名の虚構に、否応なく、気づかされ、家族自身が持つ、病理ともいえるくらいの、人としての、脆さ、弱さ、愚かさとも、被害にあった年齢が子供であれば、なおのこと、人として、経済的にだけでも、自立できる以前に、絆や、情で、個として結ばれたものとは、全く違う、正反対の人たちと、生きていくために、運命共同体とならざるおえなくなる現状も、現実のものとして、闘っていく人生へと、勝手に、シフトチェンジされていきます。 
本当に、必要な治療、支援、理解を、被害者が、子供であるならば、余計に、親の社会的な地位や立場からくる、信頼性や、生活力だけで判断するのではなくて、本当に保護してもらうことも、養育も、ちゃんと受けることができない状態のまま、年だけ重ねて、実体は、何もないままに、闘うことを余儀なくされてしまった人たちの存在を、社会としても、国民としても、人としても、決してなかったことにしないで欲しいです。
きっと、木蘭さんみたいに、決して、頭だけではなく、かと言って、感情論だけでもなく、きちんと、人として、心で寄り添って、なおかつ、ちゃんと頭で考えることは、自分とは、今は、一見関係のない世界の話に、思えても、きちんと知ろうとすることからしか、何も始まってはいってはくれない気がしています。
個人の力には、どうしても、限界があるし、それぞれが持つ、人生や、責任を、本当に大切にしたいと思いますが、その為にも、是非、私自身も、含めて、理解や認識、知性等々の、いろんなことの不足を、自分自身に感じながらも、別に、性犯罪のことに限らず、自分自身のことをもなかったことにはしたくないですし、本当は、なかったことにしてはいけないことまでをも、なかったこととしてしまっていることが、今の日本が、日本人が、抱えている問題点のひとつの共通点であるのではなかろうかと、私自身、いろいろ反省したところだったので、今までみたいに、物言わない傍観者だけであることは、やめたいとそう思って、まず、ここにコメントを、書かせてもらいます。

No.122 60ヶ月前

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