くりんぐ のコメント

こんばんは、毎週ライジング配信ありがとうございますvv

よしりんの「ゴーマニズム宣言」第351回「スマホの危険度は麻薬に近い」について。
大阪で栃木まで連れ去られた女児は母子家庭とのこと。
母親がネグレクト気味だったということは、多くの母子家庭のように苦しい生活を余儀なくされているのでしょう。行政が然るべき支援を行っていれば、母親が子供に向き合う余裕ができたかもしれません。それをスマホに丸投げすることもなかったかもしれません。

テレビである企業が行っている実験に協力すれば、月20万貰えるというものを目にしました。
1ケ月浴室以外の部屋全てにカメラを配置して、そのデータを提供する見返りに月20万をその企業が提供するというものです。そのデータを使用する場合、個人が特定されないよう加工を施すとのこと。
このような実験をスマホを使っている人たちに、一月あたりスマホを使わないかSNSや危険なサイトに最初からアクセスできないスマホを使うなら○○万支払う、という実験でもしなければ、スマホを使うのは止められないように感じます。

木蘭さんの「トンデモ見聞録」第148回「NHK『クロ現+』性暴力特集に思うこと」について。
性犯罪の被害に遭った方が被害を家族に打ち明けられないのは、自分の家族が形だけの名ばかり家族だったという現実を知りたくないのもあるでしょう。うすうす分かっていたとしても。
たとえ家族が被害者を責めなくても、「気づいてあげられなくてごめんね」と親が自身を責めてしまうのを見るのも辛いものです。
今朝日新聞で過去に性犯罪被害に遭った方々を取材した連載記事があります。
その中で、子供の頃習い事の帰り道に被害に遭った女性は、父親が「(犯人を)殺してやりたい」と酒を飲んで荒れているのを、「自分のせいだ」と責めてしまったそうです。

インタビューを受けた被害者の母親の印象からは、教師間でのいじめ事件の被害者教師と似た弱さを感じました。自分の苦悩ばかり囚われて、娘の苦しみや悲しみに寄り添おうともしない。母親としての強さが全く感じられませんでした。
この人にとって娘は、自分のブランドにすぎなかったのでしょう。
「いい子を育てた私はいい母親!」という自己満足のための。
娘さんは「母親に捨てられた」と思ったでしょう。母が愛していたのは自分じゃない、「母親が望むいい子」なら誰でもよかったんだと、知ってしまったんですから。
沖田×華さんの「透明なゆりかご」3巻に収録されている第16話「妊娠中毒症」で、このような台詞がありました。
「家族になるということは、新しい個性を迎え入れることなんだ。 理想の家族像を思い描いても意味がない。それぞれの個性を認め合うこと。そこに家族というものができ上がっていくのだと思う」
理想はあくまでも理想に過ぎません。理想が大事だというのなら、独りで理想の世界に浸っていればいいのです。それなら誰にも迷惑はかかりません。

No.114 60ヶ月前

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