hiro のコメント

高森師範の大嘗祭に関するご評論を今朝の神戸新聞で拝読いたしましたのでご報告させていただきます。
国事行為ではない皇室の公的行事は国の機関としての行為にあたらず憲法20条には抵触しないこと、公費支出の件も仏教施設保護に公費支出されていることを例に出して問題とはならないとされています。
高森師範と並んで名古屋大学大学院准教授河西秀哉氏の「元は税金、費用軽減を」との評論も載っていました。
高森師範があふれる知識を背景に歴史的な考察や判例などを用いて具体的に述べられているのに対し、河西氏は論の根拠に乏しく説得力がない印象でした。
最初は「政教分離原則から言っても内廷費から支出すべきではないか。」と決して贅沢をしておられない陛下の日常費を削っての支出が可能なのかということの考察もなく述べられています。
そして結局は「宮廷費でも内廷費でも大嘗祭の費用はできるだけ軽減すべきだろう。(中略)同じ税金から支出された費用だからである。」と述べられ、なんだ、どっちにしても結局ダメってことじゃん、と感じました。
そして最後に「費用負担が増大すれば、国民からの象徴天皇制への支持も低下していくのではないだろうか。」と根拠なき推測で締めくくっておられました。
職場の50歳臨時職員の女性も読んで、「私は高森さんって人の方に賛成。逆の方は何が何でも反対っていう感じ」と言っていました。

No.46 60ヶ月前

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