希蝶 のコメント

 今号も配信、有難うございます。

 私はジャック・ニコルソンのジョーカーしか知らないので、「ダークナイト」とも「ジョーカー」とも比べようがないのですが、映画やドラマは時代をうつす鏡であっても、ゆがめたり、改変したりしてはならない根本があるのかな、ということを感じました。
 「ジョーカー」はスピンオフや番外篇にすらなっていないことは分かりました。だったら、別の似通った名前にすれば良かったのに。「メフィスト」とか「クラウン」とか。「アメージング・ジョーカー」でも良かったのでは(笑)。ならばパロディとしての価値はあったのかもしれない。
 今回のよしりん先生の評をよんで、むしろ「ダークナイト」や「バットマン・ビギンズ」の方を見たくなりました。

 アメリカのヒーローもの、特撮ものの場合、「スターウォーズ」・「007」などを例外とすると、日本の「ゴジラ」や「ガンダム」、ジャンルは異なるけれども「寅さん」みたいに、設定を同じくして何作も作られるシリーズが少ないのがとても気になります。スパイダーマンも3作つくられたら、設定を一から作り直して、「アメージング・スパイダーマン」になるし、「エイリアン」・旧「スーパーマン」も4つでおしまいです。「ターミネーター」を今度やるそうですが、長続きした方なのかな?(あれも設定の仕切り直しみたいです)。

 木蘭さんの方ですが、色彩が人があたえる印象や、人間の感情に働きかける効果は大きいと思いますが、とどのつまりは雄とは何か、雌とは何かというテーマに繋がるのではないか、ということを感じました。環境や情況に応じた判断力が、非常の場合には肝要なのだ、というふうにも思いました。
 恰好を問題にするのは、「告白の行方」や「BLACK BOX」事件と同じ次元の話になるのでは、とも。

No.27 61ヶ月前

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