brianist のコメント

はじめまして。新しく入会しました。
前に切通さんが言ってたサブカルヒーローの当事者性について自分なりに考えました。

(定義)
「ヒーローとは、当事者性は関係なく何らかの苦悩と対峙した人間」
「当事者性とは、リアルで身をもって体験すること」
「非当事者性とは、うそであることを前提とした体験」
「ここでのサブカルヒーローは日本限定とします」

(本文)
 私は、戦前のヒーローとは家族や身内、昔話や神話の登場人物など実際に体験したことを話す、「当事者性」のある存在ではないかと考えます(※1)。だから『昔戦争でこんな感じにやっつけたんだ』というような話が普通にされていたと思います。

 しかし戦後になって戦争の武勇伝はやっちゃダメになってしまい、何かしらの方法でヒーローを示さなくてはならないという考えがあったかもしれません。(※2)そこで登場したのがサブカルヒーロー、つまり「ヒーローだけど実際にいて戦ってるわけじゃないよ」「ウルトラマンが怪獣と戦ってるけど全部嘘だよ」といった「非当事者性」のヒーローが生まれてきたのではないかと思います。

 現在、アニメなどの二次元的オタク系文化のヒーローはまさに「当事者性なきヒーロー」といえます(※3)(※4)。なのに「当事者性なきヒーロー」らは何かしらの道徳を間接的にといてるので、アニメを見てる人は実体験のない道徳ばかり身につけてしまい、「頭でっかち」を生産してしまってるのでは?と思ったりします。だから川栄さんバッシングや安部ブラボーは「当事者性なきヒーロー」が当たり前になった人の考え方では?川栄さんには、実体験のない道徳で判断し、安部の場合、アニメのキャラのようなヒーロー(当事者性のないけど)と判断するのでは?と思います。

(結論)
サブカルヒーローは構造上、非当事者性に根付いてしまってるので、この存在を利用して現場での覚悟、公論の構築は実質的に不可能。息抜きや表現方法といった用途なら問題ないが、サブカルヒーローを現実に持ってきてはいけない。 あ。今回のゴー宣と似た内容になってしまった・・・。



(感想)
・「思います」って言葉何回使ったんだろう・・・。文章を良く書けるように努力します(汗)
・あとわたしはアニメのいい部分が分かってる上での指摘なので、別にアニメはダメだという意味 ではありませんので。追加ですいません。
・今回の選挙については私はまだ選挙権持ってないのでじっくり分析させていただきます。小学生 の頃の民主の圧勝を見たので、そのデジャブのならないでほしいですね・・・。
・妹がTVの総選挙でAKB思い出してたw普通はそっち思いつくのね・・・www
・私は0048からAKBに入りました。よしりん先生も見てみてはどうですか?
・超長くなりました。最後にすいません。(ぺこり)


(※1)昔話や神話の『そうだったからしょうがない』としか表現できない、本当か嘘か分からな     い、という性質があるので当事者性が存在すると考えました。
(※2)「そうしないと苦悩と対峙した人の教訓を学ぶ機会がなくなってしまうから」など
(※3)例えば「魔法少女まどかマギカ」もあの世界観前提じゃないと少女達は苦悩しないわけだか    ら前提の時点で嘘となってしまう、など。浅羽通明さん応援してるッス。
(※4)今のところ私の中の当事者性を語るアニメは「妄想代理人」「AKB0048」だけです。

No.18 143ヶ月前

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