遅ればせながら、この前の「道場」、タイムシフト視聴しました。（他者のことをとやかく言えないのですが）田原氏は人と会話する際に、キャッチボールのようなことが大事であり、自分の言いたいことだけを話すと人がひくという基本的なことが分かっていなかったのではないか、それ以前にテーマを理解していなかったはないか、と感じました。倉持さん、高森先生、本当にお疲れ様でした。第2部の安田真理さんの選挙戦における苦労話の方が心に染み入りました。議員は支持者の代辯者でもなければならないけれども、支持者に迎合するだけでもいけないのだ、女性宮家・皇位継承の話でそんなことを思いました。

泉美木蘭のトンデモ見聞録・第135回「リクナビ内定辞退データ販売と、メイヨーの予言」
　少し難しい話でしたが、仕事は一人ではできない、共同体としての仲間意識がないとうまく進まないということなのだろうと理解しました。上記の田原氏の話と重なりますが、会話の場合と同じく、ただ自分の主張したいことだけを話しても他者の心に響くものではなく、かえって反撥するものだ、ということなのだろうと。個人をデータ化することよりも、集団への帰属意識を見直すべきだという主張は近年の通り魔的犯罪の話とも繋がっているのだと思います。
　と、かたい言葉で記してみましたが、人間って頭や論理のみで行動するのではなく、主として感情の生き物なのだということなのでしょう。私自身は感情論や先入観みたいなものでとても苦労している方なので、そういうのはとても嫌いなのですが、一人でも寂しくない人間になるということと、人は一人では生きられないという真理は相反しないのだ、と思いました。

　最近、ご無沙汰しております、SPA!やFLASHなどのこともまた後で記します。