FLASH 渋沢栄一については、司馬遼太郎の小説に少し登場し、数少ない徳川慶喜の理解者だったように覚えていますが、非常に勉強になりました。七十を過ぎてなお、はたらくことに意欲を燃やす姿は見習いたいです。自分はまだその年齢よりはかなり若いですが、夜半になると自然に眠くなってしまい、気づくと朝だったということがたびたびあります。でも、この人は夜更かしができないと歎いていたとしても、それ以上のことを日中に行えていて、それでもなお夜もはたらきたいと願っていたのだろうから、土星とかわうそ、もとい月とすっぽんで霄壌(しょうじょう)、天と地ほどの差があるのだろうと感じました。努力するのなら、その位まで頑張れるよう、心がけたいです。 あまり関係ないですが、私も「働き方改革」という言葉に、人を人とも見ない会社の冷たい論理、必要でなくなったら、いつでも首をすげかえられるという非情さを感じます。残業をすると、不正に給金を水増ししようとしている、と見られる可能性もあり、労働者の勤労意欲を削いでいるようにも見えます。上述したこととも重なりますが、過程はどうでもよくて、結果がすべて、の考えにも通じているのではないのでしょうか。 以上です。それでは次号を期待します。
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渋沢栄一については、司馬遼太郎の小説に少し登場し、数少ない徳川慶喜の理解者だったように覚えていますが、非常に勉強になりました。七十を過ぎてなお、はたらくことに意欲を燃やす姿は見習いたいです。自分はまだその年齢よりはかなり若いですが、夜半になると自然に眠くなってしまい、気づくと朝だったということがたびたびあります。でも、この人は夜更かしができないと歎いていたとしても、それ以上のことを日中に行えていて、それでもなお夜もはたらきたいと願っていたのだろうから、土星とかわうそ、もとい月とすっぽんで霄壌(しょうじょう)、天と地ほどの差があるのだろうと感じました。努力するのなら、その位まで頑張れるよう、心がけたいです。
あまり関係ないですが、私も「働き方改革」という言葉に、人を人とも見ない会社の冷たい論理、必要でなくなったら、いつでも首をすげかえられるという非情さを感じます。残業をすると、不正に給金を水増ししようとしている、と見られる可能性もあり、労働者の勤労意欲を削いでいるようにも見えます。上述したこととも重なりますが、過程はどうでもよくて、結果がすべて、の考えにも通じているのではないのでしょうか。
以上です。それでは次号を期待します。