配信お疲れ様です。もう５月半ばとは、己の怠惰を嘆きたくなりますね。いかんいかん。

正直、私は皇統の諸事情に関してはあまり明るくないのでコメントを控えておりました。しかし、今号のライジングを読んで、やはり自分の「あっさりとした考え」が正しかったのだなと思いました。

「あっさり」とは男系も女系も初めから「ない」ということです。男性の血だけ継いで生まれてくる赤子なんていません。今上陛下だって平民の正田家の血筋だということもできる。かつての武家や貴族の家系図は、跡継ぎとした男性を強調するためにか、女性は娘だの母だの女だのでしか書かれないことが多かった。とは言え、母がいなければ子は生まれません。いくら図面で無視しようともその事実は変わらない。男系で継承したから貴いなどというのも、血筋というものの一面的な見方に過ぎません。それは単に男女の血を分けた子孫が続いてきましたという事実を変に言い換えたものでしかない。なんだ、その認識でよかったんだ、男系派って極め付けのバカだったんだなあと知れて良かったです。