希蝶 のコメント

2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第126回「伊藤詩織『Black Box』裁判記録とその検証〈4〉~弁護の理屈」
こちらも何だか嫌な話だと思っています。辯護士というかたがたは、被告人の利益のためなら何でも主張するわけで、そこには人間の自然の心情や行動規範は考慮されない。ばっちいとか、きたないとか、そういうものは手元に置いておきたくない、という気持ちも理解できない。その権力との板挾みになっている刑事の話、『Black Box』でよんでいても、非常に辛い、それでも真面目なかただったのだろうと私は感じました。
昔、『火曜サスペンス』で、確か故坂口良子さんが主演のドラマで、姉がレイプされ、訴えたけれども、証拠品を処分してしまったため、有罪にできず、自殺してしまい、妹である主人公が仇討ちをする、という話だったように覚えていますが、そのことを思いました(家族は証拠品を処分するなんてばかだ、とか言っていましたが)。
あと、『ザ・サスペンス』というTBSの番組があって、こっちは古手川祐子さんが主演だったのだけれども、憧れの人に夏祭りで強姦され、その後、バスガイドになって、その相手が別の相手と搭乗している姿を見て、バスの誘導を間違えて大惨事を招いてしまった、という話も思い出しました。これも事後に誰にも相談できなかったことが引き起こした悲劇であったと思います。

以上の話と鑑みて私が思うことは、裁判官や検事・辯護士といった法曹界に携わる職業の人たちは、ただ「言葉」だけを問題にしており、その一字一句の解釈のみを問題にしており、そのことで、人一人の一生を左右しようとしている。果たして裁判に正義はあるのか、というようなことです。これからさらに新しい裁判に臨まれるよしりん企画やSPA!編集部にとって、「法は正義ではなく力でしかない」というのは非常に酷なことだと思いますが、それでも、たとえ星の数ほどの「正義」や「解釈」があるのでとしても、「真理」は常に一つであり、法廷がそれを証明する場であって欲しいと望みます。

ところで、「どうがお願いします」の由来について、気になったのでお節介ついでに調べてみたら、2012年の6月4日「オススメではないけれど見てほしい動画」にありました。その回に以下の動画が紹介されていたので、(もう削除されてしまったようですが)、再度はっておきます。

『生活保護受給問題のデモ集団が老人に暴力』

YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=z1eLBCgEhy8&feature=youtu.be

一往内容を紹介すると、街頭で騷いでいるネトウヨデモをうるさいと注意したところ、朝鮮人扱いされて、暴行を受ける老人の姿がうつしだされていました。こういうものこそ、後世に残さないといけない、前車の轍となるべきものだと思うのですが。

今回も長文、駄文をだらだらとすみませんでした。
それでは、次回配信を期待します。
(No.116、117を改訂・追記しました)

No.118 67ヶ月前

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