希蝶 のコメント

遅くなりましたが、配信有難うございます。今号の感想です。

1. ゴーマニズム宣言・第318回「オルタナティブの第一歩として石破だ」
 かつてラップで政権を批判した若者たちの集団がいた際に、よしりん先生が「改憲」を重視され、安倍政権を支援された時のことを思い起こしました(あの集団、何て名前でしたっけ?)。『民主主義という病い』が出た頃のことでもありますが、「民主制」という制度がいかに不備が多く、不完全な制度であるのかと思いました。それでも、世の中を前進させるためには、このような決断が必要なのか、ということなのでしょう。石破氏の前回の道場を視聴した限りでは、(氏のユーモアを交えた発言などを聞いた感じでは)あの時よりはかなりましなような気がします。これで立憲民主党あたりも覚醒すれば良いのですが。

2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第120回「ジェンダーフリー教育にびっくり」
 実を言うと、私の通っていた中学でも、男女一緒の着替えで、転校当時、かなり驚いたものでした。男と女は同じ人間だ、と昔は私も思っていたものでしたし、少女漫画などもよんだりしていますが、男女の体の構造も異なり、それにもよる心理の違いが生ずるのであって、混同するようなことがあってはならない、と今は感じています。魚の中には生長すると、性別が変わる種がいるそうですが、ジェンダーフリーを唱える輩は、人間をそのような存在にしたいのでしょうか。

今号のSPA!
 先生の友人の話は、いつよんでも人間の本性というか、友情とは何なのか、立前と本音の問題などについても考えさせられます。『破戒裁判』という小説があるのですが、そのことも想記しました。『ブルークリスマス』という、残酷な映画もありましたが(あれは本当に宇宙人による侵掠ものなので、やむを得ない面があるのかもしれませんが)、その中である人物が自分の腕を何度も切って、自分の血は青くないかと確認する場面もあり、血とは本当に何なのだろうか、と今回の話をよんでも感じました。『水連運河』という漫画にもある言葉なのですが、湖辺人や水連人などという民族の違いがあるのではなく、これこそ同じ「人間」なのではないか、と。

しゃべらせてクリ!
 勝手に石破氏の言葉を使わせて貰いました(あまりにおかしかったので)。沙麻代ちゃんに合ってたみたいですね。

Q&A
 実は私の尊敬する漫画家の一人の竹宮惠子先生が若い頃に上原きみこ(と言っても知らない人が多いだろうな)のアシストをしたことがあり、よい体験になったというようなことを著書に記されています。その中には、竹宮先生も、学生時代にデモに参加されて、「漫画で革命を起こす」と言ってやめてしまわれたことが記されています。大島弓子先生も、とある作品で、萩尾望都先生に原稿を手伝って貰ったことがあるそうで、その作の中にいきなり「バンパネラ」という『ポーの一族』の中の吸血鬼一族の名称が出てきて、びっくりしたものです。よしりん先生は竹宮先生とか、大島弓子先生とか、あまり好きではないのかも知れませんが、参考までに。ひょっとしたら、秋本治先生などの『こち亀』の原稿とかで、あったのかな、と思ったりしたものですから。下らない質問ですいま千円。

 感想はここまでですが、私も『新おぼっちゃまくん』・『辻説法2巻』、当日に購入してただちによみました。折を見て、その感想を書こうかと思っています。

 それにつけても、新元号、どのようなものになるのでしょうか。かりに「安」の字がはいるのだったら、「安倍」が「阿倍」とでも改名しなきゃ駄目だと思うのですが。

No.75 68ヶ月前

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