train8585 のコメント

イラク戦争から10年。
仕事の関係で連日外電のモニターとにらめっこしていたのを
昨日のように思い出します。

9.11からイラク戦争にかけて、何に抵抗を感じたか。
それは、何かと言えば日本が引き合いに出されることです。
旅客機が突入すれば「神風特攻隊」が。イラク戦争開戦では
イラク開放プランと称し占領政策のモデルケースを米国の
日本占領に求めたり。
そのとき、つくづく日米関係の現実を思い至り、情けなく思いました。
同時に戦争に負けるということはこういうことか、と。

イラク戦争の総括ですが、米国、英国のような当事者意識が無い、
ということでしょう。
自衛隊の派遣も「非戦闘地域」に限定されたように、「戦争」を
感じてないのですから。

実際、サマワの地でも自衛隊は「人助け」の使者として迎えられて
いましたね。
戦争を支持した、という現実を突きつけられていない状況である以上、
検証だって本気にはなりません。
残酷な比較ですが、邦人が犠牲となったアルジェリアのプラント襲撃の
検証活動がイラク戦争支持に関する検証よりもしっかり為されています。

派遣された自衛隊の皆さんがお気楽で勤務した、という意味ではありません。
いつ襲撃されるか分からない緊張感の中での任務ですし、環境が全く異なる
異国の地のご苦労は相当なものでしたでしょう。
心からおつかれさまでした、と申し上げたいです。

憲法9条の存在故に、「人道支援」に限定されている。
しかし、日本の安全保障の歪みもまた憲法9条に拠るところが大きい。
私は改憲支持ですが、迷いも感じています。

今日から4月、新年度ですね。
みなぼんさん、小林先生、スタッフの皆様方出版スケジュールで大変かと思いますが、
お疲れの出ませんよう、ご自愛くださいませ。

No.53 114ヶ月前

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