感想が遅くなり、申しわけありませんでした。

泉美木蘭のトンデモ見聞録・第115回「伊藤詩織著『Black Box』事件全容一覧」
私も現在「Black Box」をよんでいますが、現在、伊藤詩織さんの留学時代の記事までしか到達していません。それだけでも大変な苦労があったのだとお察しいたしましたが、木蘭さんの記事をよんで、申すまでもないことですが、国家権力が個人の主張を押し潰すのはわけがない、と感じました。そして、そういう権力と暴力の暴走が何とか規制できるようにするためにも、憲法で国家権力をおさえることが急務なのだ、と思いました。

伊藤詩織さん事件の概要、とてもよく纏められていて、分かりやすくなっています。生放送も見ましたが、女性にレイプの被害の証拠品を保管しておけというのは女性心理を知らないばかりか、無神経にもほどがある、ということなのでしょう。酔った女性をそのままにしておけるか、という言い分には、私は頭が悪いので、多分自分の部屋で休ませ、何もしない状態にして、自分だけどこかに外泊するというような手をとるのではないか、と想像します（色々な対処法があるのだと感心しました）。

ゴーマニズム宣言・第313回「平成のわし、活躍しまくり（後編）」

『パール真論』の件や、西部さんとの決裂の事情、『わしズム』廃刊の理由や佐藤優の言論封殺など、これまで分かりづらかった裏事情が覗けて、興味深かったです。こちらも２回にわたり、非常によく整理されてあり、分かりやすかったです。平成という時代は、小林よしのり先生にとって、活躍の時代であると同時に、苦悩と煩悶の日々だったのだ、ということが理解できました。新しい元号の時代が、よしりん先生にとって良き時代でありますように。