M.O のコメント

安倍晋三の「悪夢のような民主党政権」という表現が波紋を呼んでいますが、いまだに前政権を蔑むことで現政権の「正当性」をアピールすることしかできないのか、とバカバカしく感じました。
歴代のシナの王朝は、前王朝の最後の皇帝を「哀帝」「末帝」などと称して、前皇帝の徳の無さをアピールして易姓革命の正当性をアピールしていたと思うのですが、それと同じような発想。
岡田克也氏からの「取り消しなさい!」という詰問にも、「言論の自由」を振りかざして「取り消しません」と答える始末。
権力者が「権力者としての発言」について、「言論の自由」を持ち出すというのは、憲法の本質を全く理解していない、と言わざるを得ません。
だったら、韓国の国会議長の「天皇が謝罪すれば慰安婦問題は解決する」という発言も、桜田五輪担当相の「がっかりだ」という発言も、今村元復興相の「東北だからよかった」という発言も、全て「言論の自由」を根拠にして、謝罪する必要も撤回する必要もないことになってしまいます。
ひょっとして安倍晋三は、「公人」としての人格を意識すらしないようになったのでしょうか。
ただ、岡田克也氏に関しては、憤りは分かるのですけど、感情的になりすぎている、と思います。
安保法制国会の頃から、岡田氏はそういう傾向がうかがえました。
もう少し冷静に、それこそ立憲主義の精神に則って、議論を進めて欲しいと感じました。

No.57 70ヶ月前

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