配信、ありがとうございます。
前回と同じく、東京地検によるゴーン氏への厳しすぎる不満を書いてしまう様で申し訳ないです。

・日産ゴーン逮捕、東京地検特捜部へ世界から批判…西川社長ら「逮捕なし」は不自然
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25989.html

真っ先に東京地検がおかしいと思うのは、2014年の東芝の決算粉飾事件では2248億円。
ゴーン氏は90億円。
額が違いすぎるからゴーン氏より深刻な問題なのに、東芝の社長は逮捕もされていなければ、長期勾留もされていない。
この圧倒的な差は、一体何なのかと東京地検に疑わざるを得ないです。

東京地検はゴーン氏を特別背任罪だと大げさに言っているが、これは単に粉飾決算の範囲では？と思えてならない。
※粉飾決算〔会計用語の一つで、会社が不正な会計処理を行い、内容虚偽の財務諸表を作成し、収支を偽装して行われる虚偽の決算報告を指す。〕

長期勾留も自分の感覚では、例えばゴーン氏が凶悪なテロリストであり爆弾や化学兵器を隠し持っているとなれば、長期勾留もやむを得ないとなりますが、そういう人物では全く当たらない。

日本の司法制度がこうだからといって、人質司法を平然と行っていい訳がない。
国内でも、長期勾留で精神苦から来たして真意に反する自白をするケースを生み出してしまう例もあるようです。
今の様な長期勾留をしていたら、同じ様な例を生み出すだけです。

長期勾留をしていながら今更、東京地検の思惑通りにゴーン氏が認めた所で、海外からは「東京地検は人質司法を用いて無理やり自白させた」と言われて非難されるのは目に見えている事です。

今日、１月21日のゴーン氏のニュースでは、「裁判所が私の保釈請求を審査しているところですが、私は（保釈後も）日本にとどまるつもりであり、裁判所が正当と判断するどんな保釈条件もすべて尊重するつもりであることを強調したいと思います」とあります。

だが俺は一旦、フランスに帰った方がいいと言うしかない。
あくまで自分の憶測だが、ゴーン氏は東京地検から「これらのキーワードを発言したら、即座に保釈を取り消す」とか言われているのでは？と勘ぐってしまいます。
一旦、母国の空気を吸って気分転換をする位いいでしょう。