ゴーマニズム宣言・第308回「〈情弱〉は死語にしろ！」

私はAKBグループとか乃木坂とか、アイドル関係のことは小嶋陽菜さんが卒業してからあまり興味がなくなりましたし、今回の暴力沙汰を見ていても、ひどいことが行われるものだとか、昔のアイドル物語によくある、ライバルのいやがらせみたいなことってあるんだな（にしても程度がひどい）、みたいに思った方です。故にレコード大賞も結果だけ見て残念に思ったし（USAの歌がヒットしているのは知っていました）、紅白も録画したままになっています。だから、それこそ自分の専門外のことに口出しするのはよくないとわかりますし、情報がそのまま真実ではない、真実はその人の心の中にしかないもので、情報はそれを見いだすための媒介でしかないのだ、というふうに理解しています。あくまでも情報は道具や手段であって、それに振り回されることがあってはならないと思います。

感想はこれだけですが、かさこさんという人の名前も初めて知りました。これも初耳学です。それと、「情弱」という言葉で「情報弱者」を思い浮かべられる人は、凄いと思います。（何度も記しているように思いますが）、私は「情が弱い」だと思っていました。「薄情」ともごっちゃにしていました。でも、日本語の文字通りの意味をとっていくと、こういうふうに理解してしまう人が殆どなのではないのでしょうか（と、自分を正当化します）。「オワコン」も、「がんばれ!ロボコン」の親戚かと思ってしまったし（石ノ森先生、すみません）、こういう変な言葉って、どんなふうにして誕生したのでしょうか。まだ「リア充」とかの方がわかりやすいような気がします。こういうことを言っていること自体が、「情報弱者」なのでしょうが。

ちなみに文春砲の話が出ているついでに、「純烈」の元メンバーの話をあげますが、あれはやはりあの人が問題があったからいけなかったのでしょうか。話を聞いていると、示談もまとまりかけているようでしたし、その人の芸能活動を侵害しているようでもなかったので（むしろ、真剣に取り組まれていたような感じでもあったので）、少し気の毒なような気もしたのですが、やはり結果として女の人に手をあげてしまう男は最低、なんでしょうか。話のついでにあげてみました。