希蝶 のコメント

年がかわる前につけくわえます。トッキーさんへ。余計な勘ぐりをしてしまい、すみませんでした。
その『シュマリ』をトッキーさんがよまれたのが最新版ということならば、それが正確なもので、版によって異なることはないのでしょう。
先日、「め×ら」を機械的に「盲目」に変更した漫画をよんだので、つまらないことを考えてしまいました。重ね重ねお詫びします。or z。

話のついでに『新潮45』の話についても触れますが、思想表現を仕事とする人がその機会を減らされるのは由々しきことでしょう。みんなが一律に同じような意見だけを語る世界がユートピアだとも思えません。
ただし、その意見の中にも優劣はあり、判定基準はあって、どれが真理に近いか否か、という差はあるのだろうと推定します。雑誌のレベルの違いはあっても、優性なものだけを残し、劣性なものを排除するのは思想弾圧であって、要はその優劣の差さえ明確にすれば良かっただけのことではありますまいか。
それに一つの雑誌や新聞のすべてが劣っているのではなく、人間にも長所と短所があるように、ある特定の部門やコーナーだけ優れていたり、魅力があったりする場合もあります。
笹師範は『新潮45』に寄稿されていたわけですので、その廃刊を惜しむ気持ちは当然ですし、経営や商売の問題ですませてはならないと思います。はやい話が、この廃刊自体が蜥蜴の尻尾切りのような感じですし。
廃刊にするにしても、謝罪の機会は与えても宜しかったのではないかと思います。

トッキーさんの毒舌が『ゴー宣』の売り上げを左右するという意見についても記しますが、私たちはそうした「真理」を求める思想と意見の真剣勝負を楽しんでいるのであり、それで売り上げが落ちるというのなら、それまでのことだろう、悪貨が良貨にとってかわるのと同じなのだと感じます。そうではなく、真実を語ることは時には東京タワーから飛び降りるような「覚悟」が必要である場合もあり、その位「真剣」でないと本当に人を心から引きつけることはあり得ないのだ、ということだろうと思います。そういうものとして、私はこのブログをよんでいます。

年の瀬まで出しゃばってしまい、すみませんでした。来年のブログも期待します。

追記:
遅ればせながら、「おぼっちゃまくん」をよみましたが、なかなか興味深い事態になっているので、次号が楽しみです(柿野くんの反応が楽しみです)。

No.49 72ヶ月前

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