今日の毎日新聞朝刊で「新元号発表 4月1日」と報じられていました。 保守派は「明治以来の一世一元に反する」として、譲位前の発表に反対していたものの、主にコンピューターのデータやシステムの改変に1ヶ月は時間がかかり、当初予定の5月2日施行では国民生活に混乱を来す、と判断されたようです。 よしりん先生も、今上陛下の治世の時期に新元号を発表するのは陛下に対して失礼、と事前発表に否定的であったと思います。 ただ、天皇制における「現在の原則」が、国民生活に大きな影響を及ぼしてしまう事態は、陛下も望まれないと思いますので、落としどころが難しい問題かなと感じます。 そもそも、「一世一元」が明治以来なのだとすれば、そこを江戸時代までの在り方も鑑みながら、少し考え直してみる視点もありうるのかもしれない、とも思います。 元号も、時代に応じた制度でなければ、西暦の方にシンパシーを感じる国民が増えることにもなりかねません。 この点、私は全くの知識不足なので、高森先生がどのような見解を示されるのか、大変に興味深いです(もちろん、すぐにブログを書いて欲しい、ということではありません)。
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小林よしのりチャンネル
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今日の毎日新聞朝刊で「新元号発表 4月1日」と報じられていました。
保守派は「明治以来の一世一元に反する」として、譲位前の発表に反対していたものの、主にコンピューターのデータやシステムの改変に1ヶ月は時間がかかり、当初予定の5月2日施行では国民生活に混乱を来す、と判断されたようです。
よしりん先生も、今上陛下の治世の時期に新元号を発表するのは陛下に対して失礼、と事前発表に否定的であったと思います。
ただ、天皇制における「現在の原則」が、国民生活に大きな影響を及ぼしてしまう事態は、陛下も望まれないと思いますので、落としどころが難しい問題かなと感じます。
そもそも、「一世一元」が明治以来なのだとすれば、そこを江戸時代までの在り方も鑑みながら、少し考え直してみる視点もありうるのかもしれない、とも思います。
元号も、時代に応じた制度でなければ、西暦の方にシンパシーを感じる国民が増えることにもなりかねません。
この点、私は全くの知識不足なので、高森先生がどのような見解を示されるのか、大変に興味深いです(もちろん、すぐにブログを書いて欲しい、ということではありません)。