今週もライジング配信、ありがとうございます。

おどれら正気か！で取り上げて頂きたい話題は、幻冬舎25周年記念出版の百田尚樹「日本国紀」についてです。
今朝、読売新聞朝刊の一面広告を見て凄まじい脱力感を覚えました。どうやら日本人は素晴らしい！を連呼している本のようです。
戦争論は大東亜戦争を戦った当時の日本人は素晴らしかったことが描かれましたが、対米追従しか選択肢を持とうとしない我々現代日本人を痛烈に批判しています。
一方、同じ過去の日本人でも、大東亜論には、道義に反して現状を追認しようとする人たちが、理想を抱いていた人たちを抹殺していた歴史が描かれています。
道義に反して、現状を追認しようとする者は現代にもいます。安部晋三を支持する人たちです。この人たちは、安部晋三の嘘も証拠隠しも平気で容認できる節操のない人たちです。この人たちも同じ日本人なんですよね。日本人なんて大したことないなーと思うのですが。。
日本人には、現状を追認したがる卑しさが根底に流れているのだと思います。その方が何も考えずにすみ、楽で、生きやすいからかもしれません。
小林先生の作品を読むことで、この卑しさが自分自身にもあることを自覚させられます。でも、その卑しさを自覚し、(そうなってはいけない！)と自身を律する意欲を得ることもできます。

この本、40万部も売れているとか・・。相変わらず、「偶然日本人として生まれただけ」にしか拠り所を持てない人たちがたくさんいるということなんでしょうか？？こんな自己慰撫本を読むより、大東亜論を読んで欲しいと切に願います。

小林先生、木蘭師範のご意見が聞きたいです！