こんばんは、今週も楽しく読ませていただきました。

私は河西智美に関する詳しいことは知らないのですが、小林先生のブログを読んだ際には
「人生なめてる女が可愛いだなんて、恋愛経験豊富な上に懐がマリアナ海溝よりも深くないと言えないぜっ！」と思いました。小林先生の書いたことは言うなれば「馬鹿な子ほどかわいい」みたいなもので、
「好き・嫌い」の話ですよね。仮に河西智美がAKBの名を汚したとしても、今回の小林先生の感想って
批判する類のものじゃないと思います（批判しちゃダメと言うつもりもありませんが）。
これに罵詈雑言を言う人って、他に好きなものが全然無いんでしょうかね？
良い・悪いだけで物事を判断するのってつまらないですね。


良い・悪い以外にも、「正しい・間違ってる」、「成果を出す、出せない」だけで
判断する人たちがいるように思えます。
私の好きなアニメに「皮肉屋な性格で、敵兵に対して差別的な兵隊」というキャラが出てきます。
このキャラは戦争を狩りであるかのようにとらえているのですが、仲間が戦死した際には
自分の武器が消耗しきるくらい激昂して戦い、最後には敵兵に袋叩きにあって戦死します。
これを「怒りに任せて弾を撃ち尽くす愚か者」と評する書き込みを見たのですが、
私には「敵に差別的だけど味方の死には本気で怒ることができる人間味のある人」と感じるのです。
このキャラを愚か者だとしかとらえない人は、例えば今後日本がTPPに参加した後に自分の身近な人が
職を失ったとしても、「グローバリズムの世の中で経済発展のためにTPPに参加したんだから、競争が激しくなって当然だろ？職を失ったとしたら、そいつが無能なのが悪い」と言い放ってしまうのではないかと心配です。

文が長くなってしまいましたが、要は「物事はある一面だけで判断しちゃいけないよね」、というお話でした。それでは、来週の配信も楽しみにしています。