hiro のコメント

ワークシェアリング、学校現場からの現場報告で議論に参加させていただきます。
結論から書きますと、ワークシェアが進む状況には危惧を覚え、何とかワークシェアできないような仕事が残ってほしいと願います。
先生という仕事は「聖職者」などと言われ、休みなくどっぷりとつかっている人もいます。
家庭をないがしろにするのはどうかと思いますが、結婚せずに学校に住み着いてるんじゃないかと思うおっちゃんもいました。
「熱心に仕事をして結婚しない女の先生」というのも学校あるあるです。
私は事務職員ですが、部活を見るようになると、2ヶ月休みなしで行ったこともあり、しかも土日はほぼ1日練習でした。
監督の先生も遠征で日本全国飛び回り、自分が遠征の間の他の子の練習以外は私には任せません。
私は事務の仕事も事務職員が一人の学校だったので、ほぼ休みなく働いていました。
事務職員が二人の学校に行ったときも、私の担当仕事はコピーすらもう一人にされるのも嫌でした。
それが先生も育児休業あけは短時間勤務で途中から臨時職員と交代、といった先生も出ています。
部活も「ブラック部活」などと言われ、働き方改革の名の下に平日週1回、土日月2回の休みが義務づけられるようになりました。
50代の熱心な先生はとことんやりますが、40代の先生はできる人もある程度は割り切って仕事をしている印象です。
ベテランが熱心にしようとしても周りがついてこず、保護者もやり過ぎを批判して、熱心に仕事をすることが許されないといった状況にまでなってしまっています。
事務の仕事も工夫が許されず、コンピューターでシステム化され、誰がやっても変わらない、外部発注も可能な内容に変わってきています。
私もその状況に堕落してしまっていますが、よしりん先生が昔から仕事のやりがいを説いてくださったことを胸に、生徒に対しても、できることをとことんやっていこうと思います。
教育をしようと思えば部活だけをとってみても他の人と交代交代なんてあり得ません。
勉強も教えたりしますが、その生徒が軌道に乗れば「俺が教える以上にこいつらの成績を伸ばせるやつはいない」とさえ思ってやっています。
外科医や他の職業でも、そのような意識のプロの仕事が残ってほしいと思います。

No.97 76ヶ月前

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