希蝶 のコメント

女医問題についても記します。

これは昔とあるアニメ雑誌で目にしたことで、
とある有名なアニメーターのエッセイにのっていたことです。

失恋のショックで実家に帰り、そこでお見合いをして、結婚してしまったかたがいたそうで、その人の伎倆は優れたものだったので、非常に惜しまれた、という話です。

医師の場合にも、同じことが起きないと言えるのでしょうか。
いくら腕がよくて、こころざしがあって、体力がある女医さんが現れたとしても、世の中、どのようなことが起きるか、わからないわけです。
ならば、確率の高い手段をとるしかない、となるわけで、
こう記すと、男性側にも同様の事情はあろうかという意見も出てくるのでしょうが、
ここまで極端な事例は現れないと推察します。
やはり、からだの構造やこころのはたらきが違う、という問題は無視してはならない、と思います。

もっと言えば、『復活の日』で、南極に生きのこった人間たちの間で、男女平等が維持できたか、と言えば、(映画とか小説をみた人ならわかるでしょうが)、確実に無理だ、種の維持の方が優先される、という事例にまで目を通す必要があろうかとも。もっとも、これは緊急非常事態ですが。
しかし、医療が必要とされることが、緊急非常事態なのですから。救急車で人が運ばれる際のは、喫緊の事態、累卵の危機なのだから。

私も、最初にニュースを見た時は、入試に不正があったのは良くない、というものでした。
しかし、公に奉仕する、という観点から見た場合、果たして男と女とではまったく同じだとみて良いのか、からだのことも含めて、その上でより互いに適したように活躍し、生きてゆくにはどうすれば最適なのか、考えてゆくべきだと思います。

蛇足ながら、我が家では接客の際に、男が茶を入れてもいい、という方針でした。それを最初につとめた会社でやろうとしたら、「男の出す茶なんて気持ち悪くてのめるか!」でした。確かにこれも差別の一種で、お茶は飲みたい人が入れれば良い、という意見も当然ありますが、接客の際に、どうすれば相手が気分良く過ごせるのか、このことも考えてみた方が良い、と思います。それこそ出産の際に男よりも女の方がよい、でも体力の問題もある、というジレンマとも通じるものがあるのではないか、と。

また駄文を記しました。

No.75 75ヶ月前

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