ライジングの配信、ありがとうございます。 見聞録で紹介されているスウェーデンの家庭の実態は、俄かには信じられないほど日本とはかけ離れていると感じます。 家庭崩壊、と言ってしまうとスウェーデン人からは怒られてしまいそうですが、少なくとも日本がこのような状態になってほしくはありません。 両親からの独占的な愛情を受けて子は育つ、という感覚が基本としてあるべきだと思います。 海外出羽の守が現れるたびに、「そんなにうまい話があるはずが無い。高福祉の代わりに高負担というかせもある。それに経済が悪化したときに高福祉であり続けられるのか。」という程度の疑問は抱いていましたが、実態を詳しく知っていたわけではなかったので、状況によっては「その考えもありかな」と気持ちが揺らぐこともありました。 ですがこれまでの一連の記事を読むことで、安易に海外の事例を模倣することの危険性を、一層強く認識することができました。 若者はバカである、という話については、自分も身にしみて感じています。 新卒で入社したての頃、仕事に必要な基礎知識を学ぶ社外セミナーを受講したのですが、その内容が受講前に読んでいた教本とほぼ同じであったため、特に感慨も湧かず、ありきたりな感じのレポートを提出したところ、上司から 「表面的な内容だけでなく、講師のそれまでの経験などに意識を向けて受講しなさい」と言われました。 わかってるよ、そんなこと。でも基礎を学ぶセミナーじゃ経験を推し量りようもないじゃないか。 と、当時少しふてくされたのを覚えていますが、全然わかっていませんでした。 今ならば、基礎として位置づけられるそうした知識が、実作業でどのように活用されるかを想定してみるとか、自分の能力的に今後悩みそうな部分を講師に相談するなど、もうちょっと積極的な取り組みができたところです。 今も大概ですが、当時は自分本位なことしか考えておらず、しかもそのことに気付きもしないまま、色々と随分悩みました。 ですが、若僧の気持ちに媚びず、大人としての意識を問いかけ続けてくれた上司や先輩方の姿勢が、今さらながらようやく大人としての自覚に目覚めつつある自分にとっての、1つの模範となっています。 朝日については、旧来の読者にしがみつき、非現実的な護憲論から抜け出せない情けなさでは、若者に見限られるのも当然。まずは自身のそうした欺瞞を正してみよといいたいです。
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小林よしのりチャンネル
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ライジングの配信、ありがとうございます。
見聞録で紹介されているスウェーデンの家庭の実態は、俄かには信じられないほど日本とはかけ離れていると感じます。
家庭崩壊、と言ってしまうとスウェーデン人からは怒られてしまいそうですが、少なくとも日本がこのような状態になってほしくはありません。
両親からの独占的な愛情を受けて子は育つ、という感覚が基本としてあるべきだと思います。
海外出羽の守が現れるたびに、「そんなにうまい話があるはずが無い。高福祉の代わりに高負担というかせもある。それに経済が悪化したときに高福祉であり続けられるのか。」という程度の疑問は抱いていましたが、実態を詳しく知っていたわけではなかったので、状況によっては「その考えもありかな」と気持ちが揺らぐこともありました。
ですがこれまでの一連の記事を読むことで、安易に海外の事例を模倣することの危険性を、一層強く認識することができました。
若者はバカである、という話については、自分も身にしみて感じています。
新卒で入社したての頃、仕事に必要な基礎知識を学ぶ社外セミナーを受講したのですが、その内容が受講前に読んでいた教本とほぼ同じであったため、特に感慨も湧かず、ありきたりな感じのレポートを提出したところ、上司から
「表面的な内容だけでなく、講師のそれまでの経験などに意識を向けて受講しなさい」と言われました。
わかってるよ、そんなこと。でも基礎を学ぶセミナーじゃ経験を推し量りようもないじゃないか。
と、当時少しふてくされたのを覚えていますが、全然わかっていませんでした。
今ならば、基礎として位置づけられるそうした知識が、実作業でどのように活用されるかを想定してみるとか、自分の能力的に今後悩みそうな部分を講師に相談するなど、もうちょっと積極的な取り組みができたところです。
今も大概ですが、当時は自分本位なことしか考えておらず、しかもそのことに気付きもしないまま、色々と随分悩みました。
ですが、若僧の気持ちに媚びず、大人としての意識を問いかけ続けてくれた上司や先輩方の姿勢が、今さらながらようやく大人としての自覚に目覚めつつある自分にとっての、1つの模範となっています。
朝日については、旧来の読者にしがみつき、非現実的な護憲論から抜け出せない情けなさでは、若者に見限られるのも当然。まずは自身のそうした欺瞞を正してみよといいたいです。