希蝶 のコメント

泉美木蘭のトンデモ見聞録・第96回「権力と結びつく陰謀論・米国QAnon」

一言。あの写真を見て笑いました。何かを信じ込んでしまっている人たちの表情はどこかいっちゃっているのだなあ、と。
しかし、こういう陰謀だとかを信じ込んでしまう人の心理には、迷信を科学の一種だと信じ込んでしまう、人の弱さがあるのかも知れないと私は思います。築地市場と豊洲市場の話と同じで、人は科学的でも、論理的でもない、ということなのでしょう。そう思うと、体罰問題とも絡まってきます。
すなわち、オウム信者もそうなのかもしれないけれども、「何かを信じ込んで行動すれば、きっといいことが起こる」と理性を越えたところで「信仰」してしまい、あとのことは何も考えられなくなる、ということなのだろう、と。実際に必要なことは、「その後何が起きるか」という論理と科学に基づいた正しい見通しなのだろうけれども、「このようにあるべきだ」とか「こうなって欲しい」という先入観があると、しばしば判断が誤った方向へ導かれてしまい、あらぬ結論を出しやすいということなのでしょう。彼らにとっては、その信仰でさえ、科学を越えた、何か未知の超科学なのかも知れないですし。偉そうなことを述べていますが、私も陰謀説とかそういうの、かなり好きな方なので、騙されないようにしたいとは思っています。
あまり長く記しても冗長になりますから、ここまでにします。

話は変わるのですが、トッキーさんの読まれた「宇宙戦艦ヤマト」の本、私もよみました。私もコンテンツと軽々しく使いますが、要は実際に誰が「ヤマト」を作ったのか、プロデューサーの西崎氏か、総監督的な立場にあった松本零士氏かと問われたら、やはり「ヤマトは松本零士の漫画だ」が正しいのではないか、と思います。「キャンディー・キャンディー」の問題もあるし、こういう問題はとても難しいと思いますが(あれは原作者と,漫画家の問題だから、「ヤマト」ほどはっきりしたことは言えないと思う。ただ、作品を漫画という絵の形にするのは、非常に大変な作業だと思うし、文章と絵とでは比べるべき基準が異なると思います。でも、あまり著作権がどうこうでもめることはあって欲しくはないです。読むのは作者ではなく、読者なのだから)。

以上、蛇足ながらつけ加えました。
笹さんにも、はやく腰痛が治って欲しいです。電気治療や針治療がよく効きます。

No.91 75ヶ月前

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