希蝶 のコメント

やはりこの場に記します。

生放送、やっと全部見られました。本番は眠ってしまったので、まるで見ていません。

異形、ということもさることながら、よしりん先生が奥さんに原稿を見せて感想を聞いているという話で、面白くないと言われるとつい怒ってしまう、というくだりで、

よく分かります、と記しておきます。

私も昔、懸賞に出すつもりで、小説をつくったことがあるのだけれども、
話が長い、とか、登場人物が多いとかごちゃごちゃしているとか言われ、
「じゃあ、どうすれば面白くなるの!」と廻りの人に聞きまくり、
みんなから、「忙しい」とか、「分からない」とか言われて、もの凄く腹が立ったことがあるのです。
「話を分ければいいじゃない」とか、「登場人物を削ったら」とか、「誰が主人公かわからない」とも。
「全部の人物が必要で、話の筋は変えられない」とも言い返しました。自分ではとても面白い話を作っているつもりだったのです(今でも自分ではそう感じています)。
結局、「みんなに迷惑をかけた」ということになってしまいました。

物語を作る、ということは孤独な作業で、自分一人で作者役も読者役も両方をこなさないといけないわけで、
ある意味、こういう場に投稿するのと似ていると思います。だから、客観性とよく言いますが、実は「ただ普通」というのが難しいように、人間はある意味誰しも「異形」であり、普遍性のみを求めるのも至難の業なのではないか、と言えるのではありますまいか。

その区分けとして、プロであるとかアマチュアであるとかいうことが肝要になるのであって、
ただ、自身の普遍と異なるところのみを取り出しても「毒」にすらもならず、ただの奇矯さにしか、奇を衒ったものにしかならないのかな、とそんなことを思いました。
人間、普通であることも、奇妙であることも、とても難しいのですね。中間であることも大変であるように。
今日の朝のニュース番組で高速道路の標識の情報量とか位置の話をやっていましたが、情報のみに依存せず、道しるべとなるものも自分で築かなければならず、逆走してくる車にも注意しないといけないのかな、予想外の反応に相撲のはりてのようにいつでも対処しないといけないのかと思いました。

例の写真ですが、びっくりしましたが、放送でも語られていたように、顔が暗いので、あまりエロスは感じられませんでした。でも、よくやった、芸術のためとはいえ、と感心しました。

こんな感想で宜しいのでしょうか。相変わらず長文ですみませんです。それと、わかったようなことを書いたこともお詫びします。

今回のおぼっちゃまくんですが、沙麻代ちゃんが峰不二子に見えました。これも愛情の一種なのでしょうか。
ツルゲーネフの「初恋」あたりも思い出しました。

No.71 78ヶ月前

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