徹底した効率化の行き着く先は「滅び＝生まれてこないのが一番効率がいい」でしょうね
となれば今地球上にいる世代の人類が滅ぶまでの間だけ幸福を仮想空間でも与えてやればいい。それも各個人に最適化された世界を個別に
それは「夢」に極めて近いもので、個人の無意識レベルまで含めた記憶や経験から世界が作られ、矛盾も疑問も飽きも感じない
人間一人一人に自分が主役の地球や宇宙を与えるようなものだから一つの世界で奪い合うように生きるより確実な幸福になる
子孫を残すために社会システムを維持する、社会システムを維持するために子孫を残す、そんな苦労の連鎖より人類の技術も努力もそっち方面に全振りした方がよっぽど「効率的」ではないか…
という結論に至るわけです

もしその方向に行くなら、実はそっちの方が逆に人道的で個人の自由や人格を認めた世界になるのかもしれませんね
与えられた宇宙がどんな形になるか、その中でどう生きるかは完全に「自由」になるし、個人の世界の自由が他者の世界の自由を侵害することがない

半端な管理なんかいらん、効率を徹底するならそれぐらいの規模でやってみろいという話ですね