希蝶 のコメント

浅原処刑、まずは良かったです。
自分としては、彼の悪魔の言い分を聞き、人が正常であることがどういうことなのか、神をつくりあげて何をしたかったのか、確認したかったです。そして、こういう犯罪が二度と起こらないように対策を立てて貰いたかったです(今後、このような犯罪が起きたら破防法適用を認めることも視野に入れて)。

泉美木蘭のトンデモ見聞録第87回「芸術家と偏執性~ダイアン・アーバス編」

「ホモ」・「オネエ」・「ゲイ」、それと「ニューハーフ」、おっしゃる通り、まったく別物です。「令嬢」・「不具」もまずいのには驚きました。アンデルセンの最後の童話は「かたわもの」だそうですが、果たしてドラマにして放送できるのか(ハイジみたいな話なのですが)。「看護婦」が「女性看護師」になって、何年たったのでしょうか。
「肌色の仮面」という小説もあるのですが。
そう思うと、「初めに言葉ありき」といった聖書の言葉は古いようで新しく、人は物や実体よりも言葉から物の本質をとらえ、想像力を発展させているのだと言えると思います。
そのことを前提にして記します。

アーバスという写真家は、某百科事典だけではなく、かつてマイクロソフトが出していたエンカルタというPC事典にも、電子辞書のマイペディアにも記載がありましたが、木蘭さんのこういう寄稿がなければ興味がわかなかったと思います。これは言葉では絶対に表現できない世界でしょう。もっと長生きして、こういう写真を広めて欲しかったです。そして、「障碍」と呼ばれているものが、実は人間誰しもが有する「特徴」の変種でしかないということを証明して欲しかった・・・というのはやはり的外れでしょうか。合理性のみを求めて、理数系の学校を優遇し、文化系の廃絶を唱える政府筋には理解できない世界なのではないか、とも思いました。

ただし、オウムの件でも言えることですが、狂人にも魅力があることが分かる位に、自分も正常でなければならない、という思いは持つべきだとも感じました(西部さんの言葉を勝手に引用しました。ご容赦ください)。
エプロンの婦人とぎょろ目の婦人が魅力的でした。

No.68 78ヶ月前

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