トロツキスト? のコメント

お邪魔します。本編感想で無く済みません。


今頃ですが、よしりん先生、時浦さん・ブログを拝見。
『戦争論』は発売から20周年とか。先日、新聞の本紹介記事で、ゴー宣に関する話が有りました。スルーしてましたが、折角なので書きます。


地方紙なので、共同通信の配信記事だと思います。
社会学者・倉橋耕平氏の、近刊インタビュー記事。17×16cm程の、筆者写真入りのものです。本は、『歴史修正主義とサブカルチャー』(青弓社)。

記事によると、
歴史修正主義が台頭した90年代を対象に、「新・ゴーマニズム宣言」や「正論」などを分析。曰く、歴史の専門家で無いアマチュアの論者が、読者を巻き込み、韓国や朝日新聞等の「敵」を名指しし、党派性を強め商業的に成功した。その図式を浮き彫りにしたとの事。ネット時代になり、この構図は一層広がっているとの弁。

歴史修正主義的な者は、「大東亜戦争は自衛か否か」など、賛否の分かれる事でディベート形式を良く用いる。一見公平だが、陰謀論や俗説が、根拠の確かな定説に「格上げ」されている。更に、真偽や事実の証明よりも、その場限りの「説得力」で、「論破」し「言いくるめる」事に成っている。その思考法は、現在の首相・国会答弁やネット上の「論争」まで広がっている。
『論破』が目的化しては、議論は成り立たない。その土俵に乗るのでも、ばかにして無視するのでも無く、その『知』の在り方を熟知し、『あなたの議論のやり方自体がおかしい』と指摘する事が重要とまとめています。


記事を読む限り、「歴史修正主義者に論破されたけど認めない」。「でも無視も出来ない」。それなら、「議論のやり方がそもそもおかしい話にしよう」。との結論に成ったのでしょうか。
何だか、新たな誤読者?の方が手を挙げたかの印象です。



会員登録が必要ですが、同一と思われる記事が有りましたので一応貼ります。
◆「「論破」が覆い隠すもの 社会学者の倉橋耕平さん」:北日本新聞
http://webun.jp/item/7469463

あと、BLOGOSに倉橋氏のインタビュー記事が有り、
「ゴー宣」と小林よしのり氏に触れられていたので貼ります。(2/2に記載)
◆「歴史修正主義と「言語ゲーム」――学術の力を信じるために / 『歴史修正主義とサブカルチャー』著者、倉橋耕平氏インタビュー」:BLOGOS・SYNODOS
http://blogos.com/article/290881/

No.68 78ヶ月前

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