今週も配信ありがとうございます! お疲れ様です。 「トンデモ見聞録」読みました。 「不思議の国のアリス」は原作は読んだことがないのですが、物語としては一応、知ってはいました。 ディズニーのも見たことないし、何で読んだんだろう・・・と考えるのですが、思い出せません(汗)。 レッドツェッペリンのアルバム「Houses of the Holy」はよく知ってました。 ツェッペリン好きなのですが、初期のハードなサウンドが好みだったので、このアルバムは違う印象だなあと聞きながら思ってました。 ルイス・キャロル本人についての話は、今回の「トンデモ見聞録」を読むまで殆ど知りませんでした。 確かに話だけ聞く分には「変なおじさん」ですが、関わると物凄く面倒くさそうだなあ、と思いました(苦笑)。 しかし、そういうルイス・キャロルの個性や偏執性があったからこそ、 「不思議の国のアリス」という名作が生まれたんだなということが良く分かりました。 また、現代の感覚で昔の人を計る感覚もおかしい、ということも改めて思います。 同時に、現代のガチガチに行き過ぎるポリコレ感覚で、時代を超えて残って来た名作までもが難癖をつけられて、 表現がどんどん狭められ、やせ細っていくことを恐ろしく思います。 芸術表現も、ある意味、セクハラと同じく、グラデーションがあるんだと思います。 杓子定規に、ここからが芸術で、ここからは猥褻だ!なんて決められるものでもないでしょうから。 TVメディアの普及、ネットの普及で、人が極端から極端に振り切れるようになっていって、 のっぺりとした、平面的で不気味な感じになっていくことが怖いです。 芸術・文化の豊かさというのも、その時代それぞれの世相と表裏一体だと思います。 芸術・文化がやせ細って行く時代というのは、そこに生きる人間の感性もどんどん摩滅していく時代ということになってしまいます。 泉美先生の芸術家と偏執性を扱うシリーズ、面白いです。 私自身、物凄く中途半端に終わってしまったものの、絵が好きでのめり込んでいた時期があったので、余計にそう思うのかもしれません。 その割に、芸術方面に関する知識がサッパリ無くて、学ぶことばかりでお恥ずかしい限りです。 「ゴーマニズム宣言」読みました。 米朝首脳会談のヤバさ、今週のライジングのゴー宣を読んで、改めて恐ろしさを認識しました。 日本はアメリカのポチで何にも出来ていない、というところまではニュースを見て考えてはいたのですが、 強かな北朝鮮と、損得・保身で北朝鮮とのチキンレースを放り投げたアメリカに、 日本と韓国が割を食わされたという構図は、ニュースを漫然と見ているだけでは分からなかったところもあり、 改めていろいろと考えさせられました。 トランプがダメだったということもあるのでしょうけれども、 リビアのようにしなかったのには、今のアメリカの内情・国力、後は北朝鮮にそれだけのものを割くだけの「得」が、 アメリカ側に無かった、というところもあるのかもしれません。 しかし、そんなアメリカの内情を考えてみたところでどうしようもなく、 日本がアメリカの属国・ポチ状態ということが、 どれだけ恐ろしいことなのかを改めて認識しなければなりません。 「100%米国と共にある」などと公言して、一層の隷属化をアピールする首相の政権の支持率は下がるどころか、また上がってしまう。 それを称賛する右の保身主義者も話にならないのですが、 左も保身で、後は高見猿のルサンチマン。 このツケは子孫に先送り・・・どころか、先送りすらままならず、存亡の危機はすぐそこ、という事態もあり得ます。 私は、核保有に関しては、これまでのゴー宣を読んで来て、理屈では「そうだなあ・・・」と思いつつも、 そこまで本域に考えてみたことはありませんでした。 しかし、これは核保有やむなし、なのかもしれません。 実際に、すぐ隣に、核保有の独裁国家がある訳で、 アメリカも自国に類が及ばなければ、日本がどうなろうと知ったこっちゃない、ということが、 今回、皮肉にも証明されてしまった訳ですから。 「死者の民主主義」「子孫までの事を考えての民主主義」ということを改めて考えます。 少なくとも先人達は「今の自分達さえよけりゃいい」の考えが蔓延した状態ではなかった筈です。 国が亡くなれば、社会保障も文化もへったくれも無くなってしまいます。 追伸:Q&A回答ありがとうございます。 私も世界名作はいくつか読んでました。 江戸川乱歩も読みました。 シャーロック・ホームズはあまり読んでいないのですが、 怪盗ルパンの方は幾つか読みました。 SF小説もいくつか読んでました。 他の方々のQ&Aを読むと、いろいろと考えさせられました。 「しゃべらせてクリ」もいつも楽しいですし、頭の体操になります。
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今週も配信ありがとうございます!
お疲れ様です。
「トンデモ見聞録」読みました。
「不思議の国のアリス」は原作は読んだことがないのですが、物語としては一応、知ってはいました。
ディズニーのも見たことないし、何で読んだんだろう・・・と考えるのですが、思い出せません(汗)。
レッドツェッペリンのアルバム「Houses of the Holy」はよく知ってました。
ツェッペリン好きなのですが、初期のハードなサウンドが好みだったので、このアルバムは違う印象だなあと聞きながら思ってました。
ルイス・キャロル本人についての話は、今回の「トンデモ見聞録」を読むまで殆ど知りませんでした。
確かに話だけ聞く分には「変なおじさん」ですが、関わると物凄く面倒くさそうだなあ、と思いました(苦笑)。
しかし、そういうルイス・キャロルの個性や偏執性があったからこそ、
「不思議の国のアリス」という名作が生まれたんだなということが良く分かりました。
また、現代の感覚で昔の人を計る感覚もおかしい、ということも改めて思います。
同時に、現代のガチガチに行き過ぎるポリコレ感覚で、時代を超えて残って来た名作までもが難癖をつけられて、
表現がどんどん狭められ、やせ細っていくことを恐ろしく思います。
芸術表現も、ある意味、セクハラと同じく、グラデーションがあるんだと思います。
杓子定規に、ここからが芸術で、ここからは猥褻だ!なんて決められるものでもないでしょうから。
TVメディアの普及、ネットの普及で、人が極端から極端に振り切れるようになっていって、
のっぺりとした、平面的で不気味な感じになっていくことが怖いです。
芸術・文化の豊かさというのも、その時代それぞれの世相と表裏一体だと思います。
芸術・文化がやせ細って行く時代というのは、そこに生きる人間の感性もどんどん摩滅していく時代ということになってしまいます。
泉美先生の芸術家と偏執性を扱うシリーズ、面白いです。
私自身、物凄く中途半端に終わってしまったものの、絵が好きでのめり込んでいた時期があったので、余計にそう思うのかもしれません。
その割に、芸術方面に関する知識がサッパリ無くて、学ぶことばかりでお恥ずかしい限りです。
「ゴーマニズム宣言」読みました。
米朝首脳会談のヤバさ、今週のライジングのゴー宣を読んで、改めて恐ろしさを認識しました。
日本はアメリカのポチで何にも出来ていない、というところまではニュースを見て考えてはいたのですが、
強かな北朝鮮と、損得・保身で北朝鮮とのチキンレースを放り投げたアメリカに、
日本と韓国が割を食わされたという構図は、ニュースを漫然と見ているだけでは分からなかったところもあり、
改めていろいろと考えさせられました。
トランプがダメだったということもあるのでしょうけれども、
リビアのようにしなかったのには、今のアメリカの内情・国力、後は北朝鮮にそれだけのものを割くだけの「得」が、
アメリカ側に無かった、というところもあるのかもしれません。
しかし、そんなアメリカの内情を考えてみたところでどうしようもなく、
日本がアメリカの属国・ポチ状態ということが、
どれだけ恐ろしいことなのかを改めて認識しなければなりません。
「100%米国と共にある」などと公言して、一層の隷属化をアピールする首相の政権の支持率は下がるどころか、また上がってしまう。
それを称賛する右の保身主義者も話にならないのですが、
左も保身で、後は高見猿のルサンチマン。
このツケは子孫に先送り・・・どころか、先送りすらままならず、存亡の危機はすぐそこ、という事態もあり得ます。
私は、核保有に関しては、これまでのゴー宣を読んで来て、理屈では「そうだなあ・・・」と思いつつも、
そこまで本域に考えてみたことはありませんでした。
しかし、これは核保有やむなし、なのかもしれません。
実際に、すぐ隣に、核保有の独裁国家がある訳で、
アメリカも自国に類が及ばなければ、日本がどうなろうと知ったこっちゃない、ということが、
今回、皮肉にも証明されてしまった訳ですから。
「死者の民主主義」「子孫までの事を考えての民主主義」ということを改めて考えます。
少なくとも先人達は「今の自分達さえよけりゃいい」の考えが蔓延した状態ではなかった筈です。
国が亡くなれば、社会保障も文化もへったくれも無くなってしまいます。
追伸:Q&A回答ありがとうございます。
私も世界名作はいくつか読んでました。
江戸川乱歩も読みました。
シャーロック・ホームズはあまり読んでいないのですが、
怪盗ルパンの方は幾つか読みました。
SF小説もいくつか読んでました。
他の方々のQ&Aを読むと、いろいろと考えさせられました。
「しゃべらせてクリ」もいつも楽しいですし、頭の体操になります。