＞つのだ☆ひろ「（霊は）見えていないだけのことなのです」

霊というものが、文字どおりにスピリチュアルなものなら、それは目に見えないと僕も思います。表情や言葉は目に見えても、心そのものは、目に見えないと。

しかし、それならどうして「心霊写真」なのか。これが前々から疑問で・・・。

だって、霊は目に見えないんだから、目に見えたらそれは霊ではないでしょう？
だから、心霊写真はむしろ、映ったそれが霊ではないことの証拠でしょう？
それとも、眼球というマテリアルと、カメラというマテリアルに、何かスピリチュアルな違いがあるのとでもいうのか。

それから矢作という医者、水晶の粉だのヘッドギアだのと、スピリチュアルな人はやっぱり、マテリアルな方向へ行くのですね・・・。そもそも治療する「肉体」がマテリアルですし。

この医者にとって、精神という言葉は物質を意味するのかと思えてきます。「科学が近づけない聖なる部分―」などと言いながら、その実、カルト的な物質主義を無自覚に信仰しているのかと。

例のＹ染色体信仰のように。

あるいは「常識」も、目に見えないものだから、精神的なものに実は極度に不感なスピリチュアルな人たちは、常軌を逸するのかと。

とことん目に見えるものしか信じられないこういう人たちが、文系学部の廃止を支持するのかとも思いますし、記事にあった「経済的問題」、マテリアル（金）のためにスピリチュアル（宗教）を利用するというのも、いかにもありそうな話だと思えます。