希蝶 のコメント

今号の感想のつづきです。生放送とからめて記します。

ゴーマニズム宣言・第277回「フランスのセクハラ罪を知っているか?」

思うに、人間の感情を罰することはできないのではないのでしょうか。フランスのことはよくは知りませんが、聖書では思っただけで姦淫したことになってしまうみたいで、地に出すのもいけない場合もあったりして、仏教でも女犯があるわけだけれども、衆道は認められるわけで、宗教の原則を規則通りに守っていたら、世の中堅苦しくて、融通が利かない、自由のない世の中になるのでしょう。
満洲族に対して漢民族の独立を呼びかけた(と一般にはされている)清代の太平天国にも、どうやら男女別に軍団が分けられ、別々に暮らすという規則があったと聞いたことがあります(夫婦も含めて)。人間の自然の感情を型に押し込めてゆくと、いびつな形になってしまうように感じられます。美しいものを見て、美しいと言えなくなったら、それは静物であって、生き物ですらないと思います。

と言っても、新潟の変質者みたいなのは論外ですが。

生放送ですが、笹さんがお茶目な感じがしました。テレビ朝日の上司が女性だったというのは初耳。矛盾している。木蘭さんの「コント」というのも可笑しかったです。
確かに昨今のセクハラ「ブーム」は女性を軽んじているように思えてなりません。川田龍平みたいに共感を求めるのも危険だと思いますし、無理矢理意見の同意者を求めるのも良くはないのでしょうが、同情されるのは、場合によってはかえって人に莫迦にされているということなのでしょう。
あまり長々と記すのはよくないと思うので、この程度にします。いつまでその匿名女性記者はかくれんぼを続ける気なのでしょうか。

それでは、次号を期待します。よしりん先生が西城秀樹のことを記されていましたが、このごろ、また様々な人がなくなっています。変わらない伝統はない、と申しますが、永遠に続くまったりとしたものは存在しないのでしょうか。そのことを不条理に感じます。

このところ、投稿しすぎたので、少し自制します。もっと短く簡潔にできるように。加えて、また下らない自分語りをしたことなどをお詫びします。

No.89 80ヶ月前

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