希蝶 のコメント

激論サンデークロス、終わりの方だけ見ました。確かに条文がないとか片山さんは言っていました。
法典とか規則は、誰かから与えられるもの、授けられるものだという観念が常識みたいになってしまっているのでしょう。本当のきまりは、自分で作るところに価値があるのだ、と理解しました。
しかし、こういう番組は再放送しないものか。ネットでもリアルでないと見られないようですし(平日のはアーカイブがあるようですが)。

先に、SPA!の方の感想を書きます。「猪名部真根」の話は以前にもこちらに投稿しましたが、笑い話のような、慢心することなきように、という自己を戒める話のような、まさしく片山さつきさんにでも聞かせたいような話だと言えるでしょう。
あと、前号の因習と伝統は違う、という豆大福の話のつづきだとも。
男尊女卑なのは、欧米の方だった、と言えることも。
『日本書紀』や『続日本紀』をよんでみても、女性の姓や位階・官職が意外に多いことが発見できます(吉備由利とか)。長生きした人や、貞淑だった女性には褒美が与えられていることも(これは少し男から見た視点ではありますが)。
この時代にも、セクハラみたいなことは、あったのでしょうか?

やはり少しだけ記します。
「明治アナクロ保守」とか「永久不変の伝統はない」、しかりです。
では、現代かなづかいは「発音原理主義」で「形骸化」したものではないのだろうか、と。
だから助詞の「は」と「へ」と「を」があるのだ、と言うのだとしたら、その点で中途半端で、論理破綻しており、キマイラなのではないか、と。
一般的に言われていることなんですが、ワ行の活用は「わ」と「いうえお」で分かりにくくはないのか、それなら「わゐううゑゑを」にすべきだったのっではないか、と。「はひふふへへ」と表記しておいた方が分かりやすくないか、そういうことを私は言っています。ことばは耳からはいってくるだけではなく、文字として表記されるものもあるのでしょう。
それに、現代の発音もいつかは変化する可能性はあるわけです。ならば、そのためのリスクが少ない方式を選ぶ方が、たとえ改訂するにしても、楽なのではないか、と。

No.82 73ヶ月前

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