希蝶 のコメント

遅ればせながら、「生放送」、拝見したしました。
猪名部真根(ゐなべのまね)の話、雄略天皇の采女の話、やってゐましたね。
雄略天皇も、本気で真根を死刑に処するつもりはなかったのだらうと想像します。ほんのちょっとしたお仕置きだったのかも知れないです。 
ちなみに、皇極天皇の時にも、百済の使者だかをもてなすために、「相撲」をやったのださうで、亡命してゐた百済の王族を慰安する、といふ目的もあったさうです。
さう考へると、天皇家と相撲の結びつきは非常に深いものなのだな、とも感じました。

それはさておき、最初からトラブルがあったみたいで、非常に大変だったんだな、と。眠ってしまってゐて、最後の30分しか生では見られてゐないのです。
春眠暁を覚えず、とか申しますが、かういふ時にもナルト、もといナルコはつらいです。

くぼた尚子といふ漫画家の作品に「明るい家庭のつくり方」といふシリーズがあって、その中に、ヒロインの女の子(小学生)の父親が小説で賞を貰って、女の記者が記事を取らうとして、体を使はうとし、それを別居(離婚)中の奥さんの女優に見られて激怒されて、といふ場面がありました。その後、旦那さんの方はうっかり記者の前でその女優と結婚してゐたと口を滑らせてしまひ、大騒ぎになるのだけれども、そのTV朝日の記者も、新潮に告白記事を投稿するなら、せめてそのやうなスキャンダル記事でもあげられれば記者冥利に尽きたものを、と思ひました。
勿論、関原、もといセクハラは良くないですが。

といふか、それって、接待のレヴェルの話なんぢゃないかって、思ひます。確かにその財務省のをやぢも脈絡のない、不必要なことを口走ってゐて、およそ論理的ではないですが、社会で仕事をするのは自分に都合の良いことばかりではない、むしろ嫌なことだらけだといふ常識を学んで来なかったのでせうか。
私は「艱難汝を玉にす」と感じるだけですけれども(「艱難」ばかりのやうな気もするが。ひょっとしてさう感じるのも甘えなのか)。
程度の問題はあるとは思ふのですが。何だかキャバレーかホステスの世界みたいですし。
美しいものを美しいと言へず、かはいらしいものをかはいいといへない世界は闇で暗黒ではないか、スティーヴィー・ワンダーの歌を借りますが、そのうち生まれてまだ数分もたたない娘のことをかはいいとか愛らしいとか言へなくなる世の中が招来するのではないか、と思ひました。

睾丸の話の奇妙さは、以前に記した通りです。

それでは、けふ発売のSPA!と、配信予定のライジングを楽しみにしております。道場応募、多数で本当に良かったです。
えだのんも約束を果たして欲しいです。約束は餘程のことが無い限り、守るものです。「菊花の約(ちぎり)」といふ話もございますし。

No.163 80ヶ月前

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