すべての章が面白かったので、その中で選ぶのは苦痛なのですが、取り敢えず「よしりん辻説法」の投票をします。

「伝統と因習は似て非なり」に一票。
佐川の証人喚問の件ですが、予想していた結果とは言えやっぱり残念です。
いつも国民のことを気に掛けて下さる天皇陛下の為にも、一日も早くアベには退陣して欲しいのですが。御退位の時の首相があんな奴では、陛下が余りにもお気の毒です。
天皇の出来る限りの自由意思が、英雄気取りの小心者の愚望を越えて、今以上に尊重される時が来る事を願わずにはいられません。
「井の中の昭恵、社会を知らず」に一票。
面白くてためになるだけじゃない、よしりん先生の描いたものは予言書でもありますね。
実は、自分は男系派でしたので、「新天皇論」の時期に先生の著書から離れたんです。それで、自称保守派の本を読んだのですが・・・「クッソ、つまんね～」と。講談史観と当たりそうもない予想にも嫌気が差して、一瞬にして戻って参りました。

アッキ―ド事件の報道は下火になってきました。国民は政府の仕事している風と権威有る風の提灯持ちに騙されて、いつの間にか支持率も再び上がるのだろうか？
偉い人ならこんな時に「トカトントン」が響くのでしょうね。自分の場合は「トカトントン」が聞こえてくると、その音を打ち消すように「お前はトカトントンを聞ける分際ではない。公の為に何もやっていない。寧ろ『恥の多い人生』ではないか。」とより大きな声が聞こえます。無力感より自己嫌悪に陥りますね。結局は、自死する気はさらさら無いので、奮起せざるを得ないのですが。
そんな時に思い浮かべるのが、最前線で戦っていらっしゃるよしりん先生や師範方。庶民として実際に行動しているカレーさんをはじめ門弟の方々。そして、どんな国民も分け隔てなく祈ってくださる天皇陛下です。自分も頑張らねばと。
「命は単なる手段である。」良い言葉ですね。そんな境地に憧れます。

・・・あれ？いつの間に「堕落論」の話に。まあ、いいや。
さて、出社の時間です。自分は自分の現場へ向かいます。