『よしりん辻説法１』説法人気投票、
ギリギリとなって申し訳ありませんが、
下記3説法に投票させていただきます。

●後悔先に勃たず
親子の情をテーマにした話は大好きです。
色々な女性が出てきたのも良かったです。
いい思い出は全然描かれていないのに、
最後は何か温かく切ない気持ちにさせられました。

●Gペンは剣よりも強し
先生の漫画に対する熱い想いが伝わってきました。
1つ1つの絵が活き活きしているように感じました。
永井先生ら、戦友と会話している様子がとても楽しそうでした。
漫画界の斜陽化に対する深い憂慮と、それを食い止めたいという想いが印象的ですが、先生がいれば何とかなるんじゃないかと思えてしまうから不思議です。
他の漫画家は今後の漫画界をどう思っているのでしょうか。
漫画家の本気が見たいです。

●言わぬ事は聞こえぬ
他愛の無い話だけでは、相互理解が進まず個々人が分断されていくばかりです。
個々人が分断されては、権力に対抗できません。
権力との良い緊張関係を維持するためにも、伝える意識、聞く意識、その両方を高めていくことが必要だと思います。
ただそう思ってはいても、人と深く関わると、エレベーターの若者ではないけれど、ややこしいことに巻き込まれたりもする。
だから人と関わることをためらってしまう。
他愛の無い話でごまかしてしまう。
まさに堕落です。
一人一人の生き方が社会のあり方に直結していることを示し、自分の生き方を見つめ直させられる。
とても深く頭の痛い説法です。