配信、有難うございます。やはり一言、言はずばなるまいと思ひました。
生放送、楽しかったですが、木蘭師範のブログをよんで、驚愕しました。

木曜日になるまでコメントするのは控へるのが賢明なのでせうが、私の意見は一言、「僕はライジンオーを信じる」です。

さうすると、「師範」全体で決めたのではなかったのですか？ぢゃあ、何のために切通さんは一歩退いた形になってゐるのでせうか。
文春なんて、ゴシップ誌と同じでせう。呉智英さんがおっしゃられてゐるやうに、新聞も商売してゐるのだから、新潮や文春、サンデー毎日も同じです。むしろ、今は雑誌がうれないから、よりみんなの気をひくやうなことをスクープにしようとする。
夫が離婚し、DVがあったなんて、恰好のネタではありますまいか。

裁判とかでも、被告人の過去の行状を洗ひ出して、「こいつはこんな過去があったから、かういふことをしてもをかしくない」といふ印象操作は、しばしば行はれるさうです。そんな事件や事案と関係ないことをとやかく言って、現在必要であることを見失ってはならない、と私は思ひます。

ついでだから記すのですが、私はTPPやFTAなる貿易協定に胡散臭さを感じてをります。国際分業なんて可能なんでせうか。
そんなこと、古代支那の斉の桓公や管仲がやった経済戦略でも証明されてゐると思ひます。秀吉が鳥取城を攻める際に、國中の米を買ひ占めて、兵粮責めにした、といふのも同じですね。

私の知ってるフィクションに、コーヒーを一次産品として大量生産した國が、国際価格の下落で大損をし、一人主人公のみがひそかに農産物を耕作させてゐたので、大儲けをした、なんてのがあります。彼がそこまでコーヒーを嫌悪したのは、コーヒー栽培のために土地を追はれ、娘をうり、妻にも逃げられた老人の末路を知ってゐたからなのですが、あへて関税を廃して、諸外國の有利なやうに貿易をすすめさせる、といふことが、果たして眞の意味で國をとませることになるのでせうか。
さうではない、その老人や下落を招かぬためにも計画的経済を目指して、TPPに加盟するんだ、といふ意見も聞こえてきさうですが、諸外國の利益がさう簡単に一致するとは思へず、また法にも拔け穴があるやうに、かうした部門にも拔け道は確実に存在する、と感じられるのです。

話をもどすと、今この話題があがって、得をするのは安倍やそのとりまきでせう。文春も同じあなの狢ならば、私はむしろ小林先生たちのはうと一蓮托生したいです。
それに、人の印象なんて、その人それぞれで、経験や生ひ立ち、思想などによっても異なるので、その人にとってひどい体験でも、その人の主観によるものに過ぎぬのかもしれないですし、思ひ込み、といふことだって、あり得ると思ひます。世界の見方は視点をかへることでかはってしまふものなのかもしれません。
ただし、世を動かす真理は、不変なんだらう、あるいは時代によっておのづから規定されるものなんだらうとも思ひます。

とりあへずは、木曜日にならぬと真実は分からぬのかもしれませんが、まづは身近な人のいふことを信じてあげることが肝要だと思ひます。電話やメールで連絡をとってみるのも。それでもつながらなかったら、その人は忙しすぎるから、と忖度するのも大切だらうとも思ひます。

毎度のことながら、長文になりました。でも、付け足します。ここで、「赤い假面」に負けてはいけないと、思ひます。
私情をはさみますが、私は、かういふ誰が誰を好き、とか嫌ひとか、その結果、誰かに迷惑をかけたとか言ふ話を噂にするのがとても嫌ひなんです。くだらないです。以上。