今週も配信ありがとうございます! お疲れ様です。 「トンデモ見聞録」読みました。 まず、児童ポルノなどに性的興奮を覚えるような性嗜好は、一種の「病気」のようなものかと思いますし、 他の特殊な性嗜好と同様に、性衝動や性癖が人の根幹のようなものである以上、恐らく治るようなものではないように思います。 そしてそういう嗜好・衝動を「実行」に移してしまった時点で、一片の同情の余地もありません。 そして、その一方で、機械的・画一的な規制、人の内面まで検閲する規制によって、 「児童ポルノ」扱いをされて規制されてしまう表現があったり、ネット企業の機械的・画一的な規制による通報で、 本人には全くそういう嗜好・衝動がないにも関わらず、逮捕されたりするような「冤罪」が生まれる恐ろしさは、警鐘を鳴らしていく必要性を強く感じました。 しかし、どうしてFacebookはOKでAppleではダメなのか?これも機械的・画一的な規制による弊害・混乱の一つなのか? 次週のレポートを興味深く待ちたいと思います。 しかし、Appleへの問い合わせの件、本当にお疲れ様です(汗)。 自分はネットトラブル以外で、ネット企業やプロバイダサービスの企業に問い合わせたことはありませんが、 今やこれだけ多くの人達がスマホやパソコンでネットに接している社会(プライベートでも仕事上でも)で、 しかもネット書き込みやネット配信ニュースなどの影響力もどんどん大きくなっていく一方の御時世で、 それにも関わらず、何故こんなに窓口が狭いのか、面倒くさいのか・・・。 ある意味、役所や大病院の「たらいまわし」以上に酷いですね(汗)。 「ゴー宣」読みました。 自分は相撲には全然詳しくなくて、格闘技好きだった亡き祖父が存命の頃に、一緒に見ていた時くらいで知識は止まっていて、 今の相撲のことはニュースに挙がってくる話題は何となく知っている・・・くらいのレベルでしかないのですが、 「相撲のニュースばっかり繰り返さなくていいから、他にもっと大事なニュースたくさんあるから、そっちを報じてくれよ!」なんて憤っていたクチでもありましたので、 今回の「ゴー宣」を読んで、たぶん初めて、今の相撲界を巡る報道のことを考えたかもしれません(汗)。 相撲はガチンコであり、力士に怪我が多い理由についての考察も成程と思いました。 また、白鵬の取り組みがプロレス紛いであるということ、「モンゴル会」についての考察にも同意です。 そして、西部氏が生前、貴乃花をこきおろして白鵬を擁護していた、という話については知りませんでした。 相撲界の話から、保守のバランス感覚とは、そして保守とは、という話になりましたが、 西部氏が生前、原発推進に賛成で、パール判事についての見解で、中島岳志氏の意見に同意していたということは、ゴー宣を通じて知っておりました。 そのどちらにも、西部氏の論に違和感を覚えておりましたが、対米自立すべきという論には同意しておりました。 小林先生と西部氏の共著も購入して読んでおりました。 西部氏の「社交」に対する批判は、以前の「ゴー宣」でもありましたが、 それよりもずっと前のゴー宣でも「コネの迷路をゴーマンで突破せよ」という話がありましたね。 一旦、親しくなった人であっても、その人との「つきあい」を優先させて、自分の信条を曲げてしまうというのは本末転倒です。 私は、いち読者として、プロの表現者として第一線を走り続けている小林先生程に「孤高」になれる自信も覚悟も正直無いのですが、 「ゴー宣」を読んで、少しでも「知」への憧れを抱いた読者として、自分のバランス感覚を磨く為にも、肝に銘じたいテーマとして、 今回のライジングを読ませて戴きました。 やはり、戦っている小林先生の表現・漫画が面白いですし、読者として刺激になります。 思想信条よりも「つきあい」を優先させてヌルくなってしまっている人の表現・著書は響きません。 西部氏はそれでも、最後まで格闘して、自らの死においては御自身がかねてから口にしていた最期を全うする、という程に「本物」ではありました。 西部氏に倣っているかのような中島岳志氏が、果たして「本物」なのかどうか、 そして頭山満が言っていた「独りでいて寂しくない人間になれ」という言葉の鋭さと重さを改めて感じます。 「産経保守」「ニート保守」は実に的を得た表現だと思います。「ネトウヨ」という言葉も「ネット右翼」という意味を超えたところで広く浸透していますが、 「ニート保守」と「護憲固執左翼」は一枚のコインの表裏のようなものだと改めて感じます。 どちらも「属国思想」であるという点で「ニート思想」だからですね。 相撲界の騒動において、貴乃花を擁護するか、相撲協会を擁護するか、白鵬を擁護するか、「左翼」「保守」「リベラル」・・・と、いろんな肩書があっても、 意見が異なったり、別の社会問題では意見が異なっていても同じ意見になることもあります。 ポジションで人を判断するのではなく、その折々でのその人のバランス感覚を、読者として受け取って行きたいと思います。 追伸:この感想を書いている前後に、眞子様のご結婚が再来年に延期というニュースを知りました。 眞子様の御意思、お相手の小室圭さんの御意思、皇室の方々の御意思が最優先ではありますが、 お二人の結婚の意思に変わりはない、とのこと、 もし女性宮家のための御決断だとすれば、有難いことです。 しかし、お決めになったことに承詔必謹のつもりです。
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:13120218)
今週も配信ありがとうございます!
お疲れ様です。
「トンデモ見聞録」読みました。
まず、児童ポルノなどに性的興奮を覚えるような性嗜好は、一種の「病気」のようなものかと思いますし、
他の特殊な性嗜好と同様に、性衝動や性癖が人の根幹のようなものである以上、恐らく治るようなものではないように思います。
そしてそういう嗜好・衝動を「実行」に移してしまった時点で、一片の同情の余地もありません。
そして、その一方で、機械的・画一的な規制、人の内面まで検閲する規制によって、
「児童ポルノ」扱いをされて規制されてしまう表現があったり、ネット企業の機械的・画一的な規制による通報で、
本人には全くそういう嗜好・衝動がないにも関わらず、逮捕されたりするような「冤罪」が生まれる恐ろしさは、警鐘を鳴らしていく必要性を強く感じました。
しかし、どうしてFacebookはOKでAppleではダメなのか?これも機械的・画一的な規制による弊害・混乱の一つなのか?
次週のレポートを興味深く待ちたいと思います。
しかし、Appleへの問い合わせの件、本当にお疲れ様です(汗)。
自分はネットトラブル以外で、ネット企業やプロバイダサービスの企業に問い合わせたことはありませんが、
今やこれだけ多くの人達がスマホやパソコンでネットに接している社会(プライベートでも仕事上でも)で、
しかもネット書き込みやネット配信ニュースなどの影響力もどんどん大きくなっていく一方の御時世で、
それにも関わらず、何故こんなに窓口が狭いのか、面倒くさいのか・・・。
ある意味、役所や大病院の「たらいまわし」以上に酷いですね(汗)。
「ゴー宣」読みました。
自分は相撲には全然詳しくなくて、格闘技好きだった亡き祖父が存命の頃に、一緒に見ていた時くらいで知識は止まっていて、
今の相撲のことはニュースに挙がってくる話題は何となく知っている・・・くらいのレベルでしかないのですが、
「相撲のニュースばっかり繰り返さなくていいから、他にもっと大事なニュースたくさんあるから、そっちを報じてくれよ!」なんて憤っていたクチでもありましたので、
今回の「ゴー宣」を読んで、たぶん初めて、今の相撲界を巡る報道のことを考えたかもしれません(汗)。
相撲はガチンコであり、力士に怪我が多い理由についての考察も成程と思いました。
また、白鵬の取り組みがプロレス紛いであるということ、「モンゴル会」についての考察にも同意です。
そして、西部氏が生前、貴乃花をこきおろして白鵬を擁護していた、という話については知りませんでした。
相撲界の話から、保守のバランス感覚とは、そして保守とは、という話になりましたが、
西部氏が生前、原発推進に賛成で、パール判事についての見解で、中島岳志氏の意見に同意していたということは、ゴー宣を通じて知っておりました。
そのどちらにも、西部氏の論に違和感を覚えておりましたが、対米自立すべきという論には同意しておりました。
小林先生と西部氏の共著も購入して読んでおりました。
西部氏の「社交」に対する批判は、以前の「ゴー宣」でもありましたが、
それよりもずっと前のゴー宣でも「コネの迷路をゴーマンで突破せよ」という話がありましたね。
一旦、親しくなった人であっても、その人との「つきあい」を優先させて、自分の信条を曲げてしまうというのは本末転倒です。
私は、いち読者として、プロの表現者として第一線を走り続けている小林先生程に「孤高」になれる自信も覚悟も正直無いのですが、
「ゴー宣」を読んで、少しでも「知」への憧れを抱いた読者として、自分のバランス感覚を磨く為にも、肝に銘じたいテーマとして、
今回のライジングを読ませて戴きました。
やはり、戦っている小林先生の表現・漫画が面白いですし、読者として刺激になります。
思想信条よりも「つきあい」を優先させてヌルくなってしまっている人の表現・著書は響きません。
西部氏はそれでも、最後まで格闘して、自らの死においては御自身がかねてから口にしていた最期を全うする、という程に「本物」ではありました。
西部氏に倣っているかのような中島岳志氏が、果たして「本物」なのかどうか、
そして頭山満が言っていた「独りでいて寂しくない人間になれ」という言葉の鋭さと重さを改めて感じます。
「産経保守」「ニート保守」は実に的を得た表現だと思います。「ネトウヨ」という言葉も「ネット右翼」という意味を超えたところで広く浸透していますが、
「ニート保守」と「護憲固執左翼」は一枚のコインの表裏のようなものだと改めて感じます。
どちらも「属国思想」であるという点で「ニート思想」だからですね。
相撲界の騒動において、貴乃花を擁護するか、相撲協会を擁護するか、白鵬を擁護するか、「左翼」「保守」「リベラル」・・・と、いろんな肩書があっても、
意見が異なったり、別の社会問題では意見が異なっていても同じ意見になることもあります。
ポジションで人を判断するのではなく、その折々でのその人のバランス感覚を、読者として受け取って行きたいと思います。
追伸:この感想を書いている前後に、眞子様のご結婚が再来年に延期というニュースを知りました。
眞子様の御意思、お相手の小室圭さんの御意思、皇室の方々の御意思が最優先ではありますが、
お二人の結婚の意思に変わりはない、とのこと、
もし女性宮家のための御決断だとすれば、有難いことです。
しかし、お決めになったことに承詔必謹のつもりです。