今号のライジングの感想です。 「ゴーマニズム宣言」第256回「陛下御恨み骨髄」 正直、4月30日と5月1日は出社できたら、と思ひました(今のところにゐられるか否かは分かりませんが)。 官房長官といふ人は、きっと回りの人を煙にまけるくらゐ、話し方や人の扱ひがうまいのでせう。だから、皇室会議参加者に何となく紛れ込み、をしみなく、指導権を奪ふことができるのかもしれません。 いづれにしても、人を莫迦にした話です。ただ、「会議」を開きました、といふ実績がほしいだけ。年少の幼児みたい(かういふいひかたも、ポリこれにひっかかるんでせうか?)。 トッキーさんがブログで述べてゐる話もさもありなむ、と思ひました。論語、郷党篇の「鞠躬如(きくきゅうじょ)」云々の下りを安倍は読んで、勉強しなほしてほしいと願ひます(ロボコップ3のあのシーンだけは良かった。日本を莫迦にした映画だけれども。※ただし、貧民の描写には胸に迫るものがあった) 形から這入るのも重要ですが、形に縛られるだけでは駄目で(以前あげた、菊池寬の短篇がよい例)、知らず知らずのうちに形だけになってしまふこともあるのだ、といふことに警戒しないといけないのでは、と思ひました。 「トンデモ見聞録」第60回「ポスト・トゥルース政治のバイブル“モリカケ逃れ”トンデモ本2」 競争といふと、このところ騷がれてゐるリニアの受注の問題を思ひうかべますが、企業間のスクープ合戦にも、利点があるのかな、と思ひました。 ちなみに、あのニュースに隠れて目立たなくなりましたが、「羽沢横浜国大駅」の通る神奈川東部方面線は、実はJRのはうから相鉄に直通の話があり、それに東急が(危機感を覚えたのでせうか)後から便乗して、新横浜駅を経由する連絡線を建設する、といった経緯だった筈です(ただし、計画そのものは、かなり前からあり、そこでは、鎌倉時代の畠山重忠臨終の地である鶴ヶ峰といふ駅に接続する予定でした。知人の母親が、うちのはうを通れば良い、とよくこぼしてゐました) さう考へると、決して競争は激化・過剩になりさへしなければ、決して悪いものではなく、、むしろ切磋琢磨して、良い相乗効果を生み出すともいへるのでせう。この加計学園の場合も、アニメなどのTV番組でも。PCゲームなども。 しかし、それを上層部の意向で短縮させられたNHKのかたがたは、非常に無念だったらうとお察しいたします。松本清張さんのミステリーにでもありさうな話ですね。 本当に、NHKと朝日が手を組んで、安倍を倒さう、といふのなら、薩長同盟みたいで、非常に感動的でもあるのですが。 とはいへ、告白しますが、私もその、「をがは」なんちゃらを完全に笑へないのは、有本香氏について、同じことを思ってしまったからです。彼女がすべての黒幕で、日本会議とやらと組んで、先生がたへの妨碍工作をしてゐる、といふまるで中二病者のやうな妄想をいだいてしまひました。 ツイッターで恥をかかされたことや、チベットのことなどを根に持って。 多分、鷹野三四あたりとイメージがダブってゐるのでせう。こんな程度です。個人の考へることなんて。 だから、このまへの騷動の時も、真っ先に、これは「道場」の方がターゲットで、山尾さんのはうはおまけではないとしても、かなり効果のある行きがけの駄賃だと感じたのです。 なぼ、シャーロック・ホームズもので、「彼」といへば、モリアーティー教授です。 くだらない話で、すみませんでした。でも、なんとか間に合ひました。 リニアなんてつくらないで、被災地の復興や、廃線の復活・指定解除・地域にあった新線建設をして貰ひたいものです。未成線の建設も。 「直虎」、無事完結して良かったです。最後は何だか萬千代のはうが主人公になってしまひましたが。 それでは、次号を期待します。
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:22136524)
今号のライジングの感想です。
「ゴーマニズム宣言」第256回「陛下御恨み骨髄」
正直、4月30日と5月1日は出社できたら、と思ひました(今のところにゐられるか否かは分かりませんが)。
官房長官といふ人は、きっと回りの人を煙にまけるくらゐ、話し方や人の扱ひがうまいのでせう。だから、皇室会議参加者に何となく紛れ込み、をしみなく、指導権を奪ふことができるのかもしれません。
いづれにしても、人を莫迦にした話です。ただ、「会議」を開きました、といふ実績がほしいだけ。年少の幼児みたい(かういふいひかたも、ポリこれにひっかかるんでせうか?)。
トッキーさんがブログで述べてゐる話もさもありなむ、と思ひました。論語、郷党篇の「鞠躬如(きくきゅうじょ)」云々の下りを安倍は読んで、勉強しなほしてほしいと願ひます(ロボコップ3のあのシーンだけは良かった。日本を莫迦にした映画だけれども。※ただし、貧民の描写には胸に迫るものがあった)
形から這入るのも重要ですが、形に縛られるだけでは駄目で(以前あげた、菊池寬の短篇がよい例)、知らず知らずのうちに形だけになってしまふこともあるのだ、といふことに警戒しないといけないのでは、と思ひました。
「トンデモ見聞録」第60回「ポスト・トゥルース政治のバイブル“モリカケ逃れ”トンデモ本2」
競争といふと、このところ騷がれてゐるリニアの受注の問題を思ひうかべますが、企業間のスクープ合戦にも、利点があるのかな、と思ひました。
ちなみに、あのニュースに隠れて目立たなくなりましたが、「羽沢横浜国大駅」の通る神奈川東部方面線は、実はJRのはうから相鉄に直通の話があり、それに東急が(危機感を覚えたのでせうか)後から便乗して、新横浜駅を経由する連絡線を建設する、といった経緯だった筈です(ただし、計画そのものは、かなり前からあり、そこでは、鎌倉時代の畠山重忠臨終の地である鶴ヶ峰といふ駅に接続する予定でした。知人の母親が、うちのはうを通れば良い、とよくこぼしてゐました)
さう考へると、決して競争は激化・過剩になりさへしなければ、決して悪いものではなく、、むしろ切磋琢磨して、良い相乗効果を生み出すともいへるのでせう。この加計学園の場合も、アニメなどのTV番組でも。PCゲームなども。
しかし、それを上層部の意向で短縮させられたNHKのかたがたは、非常に無念だったらうとお察しいたします。松本清張さんのミステリーにでもありさうな話ですね。
本当に、NHKと朝日が手を組んで、安倍を倒さう、といふのなら、薩長同盟みたいで、非常に感動的でもあるのですが。
とはいへ、告白しますが、私もその、「をがは」なんちゃらを完全に笑へないのは、有本香氏について、同じことを思ってしまったからです。彼女がすべての黒幕で、日本会議とやらと組んで、先生がたへの妨碍工作をしてゐる、といふまるで中二病者のやうな妄想をいだいてしまひました。
ツイッターで恥をかかされたことや、チベットのことなどを根に持って。
多分、鷹野三四あたりとイメージがダブってゐるのでせう。こんな程度です。個人の考へることなんて。
だから、このまへの騷動の時も、真っ先に、これは「道場」の方がターゲットで、山尾さんのはうはおまけではないとしても、かなり効果のある行きがけの駄賃だと感じたのです。
なぼ、シャーロック・ホームズもので、「彼」といへば、モリアーティー教授です。
くだらない話で、すみませんでした。でも、なんとか間に合ひました。
リニアなんてつくらないで、被災地の復興や、廃線の復活・指定解除・地域にあった新線建設をして貰ひたいものです。未成線の建設も。
「直虎」、無事完結して良かったです。最後は何だか萬千代のはうが主人公になってしまひましたが。
それでは、次号を期待します。