ライジングの配信、ありがとうございます。

ゴー宣について。
憤り。無力感。
読み終わった後はこの2つの感覚しかありませんでした。
皇室に関わる諸問題で鳴りを潜めていた官邸が、先の選挙の大勝でまた強気の姿勢に出始めている。
そんな危機感をひしひしと感じます。
おそらくよしりん先生の憤怒と失望は、私など一般国民の比ではないでしょう。
天皇陛下のお気持ちをかなえて差し上げたいと、最前線で最大限の尽力をされてきたのですから。

先程BS11の番組に出演された高森先生は、実質的に安倍と菅の2人で決定し採決もしなかった皇室会議の進め方を「異例」「非常に変則的」と発言されており、口調こそ穏やかでしたが、政府に対し強い憤りが滲み出た言葉繰りでした。

改元についても、早くも官邸主導で勝手に進めていくような話が出ているようなので、注意していきたいです。
即位前に決定・公開するのが既定路線となっておりますが、それを悪用して
「次の元号のことなので今上陛下へのご聴許は不適当」
「まだ天皇に即位されていないので皇太子殿下へのご聴許は必要無い」
などと言い出しかねません。
実際問題として、その辺の細かい段取りは今後議論すべきことでしょう。

希望があるとすれば、立民・希望の両代表が女性宮家創設に意欲を見せていることです。
また、世論調査でも女性宮家創設に賛成が多数であるようです。
以前よりも、メディアにおける女性宮家に対するタブー感は薄れていると感じます。
一方これだけの勢力を誇っておきながら、旧宮家系国民男子の皇籍取得案が一向にメディアに出てこないのは、その非現実性を権力側でさえ把握し、アピールできないことの証でしょう。
相手は籠城して時間稼ぎを狙っています。
政治家やメディアに訴えかけて、何とか世論が盛り上がってほしいものです。