文春とその記者はアイデンティティの危機なのでしょうかね。他人の私生活の隠れた傷＝瑕疵を論い、「世間様」に「謝罪」させることが「手柄」で、それに対して金が動く？馬鹿ですねぇ。彼らは重大な勘違いをしている。週刊誌って元々そうでしたか？大衆の下賤な覗き見趣味に「ほどほど」に奉仕して、その見返りに金を得る、これでいいじゃないですか。

山尾叩きに邁進する週刊誌は、いつから「世間の異端審問官」に成り果てたのでしょうか。異端審問することで、世の中が良くなるとでも思いますか。取材対象の老親や子供の日常の平穏まで脅かして、それもお前が正直に話さないから悪いのだと、本気で考えているのでしょうか。そこまでできる権利の源泉はいったいどこにあるのか。所詮は、世間という掴みどころのない神様の「説明責任」とかいう御神託でしかないでしょう？言ってしまえばそれはただの思い込み、妄想の類です。高尚な言い方をせずに、正しく「下種の勘ぐり」と言い直すべきです。世間の下種の勘ぐりを後ろ盾にして、他人の私生活の瑕疵を論い、証拠がなければ捏造すらする。それで「謝罪」させれば、勝ちだ手柄だと騒ぎ立てる。成程、これは破落戸の所業でしょう。世間様がくれた報道の使命という法衣で身を纏っても、その腐臭は隠せません。やっていることは中世の魔女狩りです。あいつは魔女だ異端だ、なんとしてもそれを認めさせて火あぶりにしてやる、そういう情熱を普通は正義とは呼ばず「狂気」と呼びます。