配信お疲れ様です。
小林先生のいう契約の契約の概念は、小室尚樹氏の「日本人のための憲法原論」に同じことが述べられてました。
大東亜戦争に出向きフィリピンで米軍の捕虜になった山本七平氏も、このことについて述べていました。
その時に米軍に「進化論を知っているか？」と質問され、山本七平氏は怒り「そんなことぐらい知ってる！」と反論したら驚いたそうです。
その時そのアメリカ人に「お前は天皇を猿の子孫と信じているのか」と言われてハッと気づいたらしいです。
英国の王制がアダムの直系という正当性にあるように（王権神授説）、天皇が天照大神の子孫であるからその正当性があるわけです。
そうであるならなら、ダーウィンの進化論を信じていて、天皇陛下万歳は矛盾でししかないとなるわけです。
ここで社会心理学のいうギリシャ神話のテセウスの舟の話のように強引に結びつけるか、キリスト教右派のブッシュが推奨した進化論を否定したＩＤ理論（インテリジョント・デザイン）を使って、天皇制の正当性をプッシュするしかぐらいしかない思います。