私が持っている国語辞典(三省堂)には、アウフヘーベン=止揚=矛盾・対立する概念を、矛盾・対立を残したまま一つに統一すること、とあります。対立する相手の意見を尊重し、その上でより良い意見を目指す、どちらかというと保守よりリベラルに近い考えだと解釈しました。 枝野議員も、ゴー宣道場では思想的の一貫性において井上先生から猛批判されていましたが、意見を統括するという点では正しくリベラルだったと思います。 大体に世の中でも二者択一を迫るモノばかりです。「AかBかどちらか」というやり方を良く目にしますが、AでもBでもない、Cという選択肢もあるのです。それくらいの大きさが丁度良いと思います(何の話だ)。 話がそれましたが、アウフヘーベンと言いながら、憲法改正(詳細は問わない)と安保法制(米国追従)に賛成しろと迫る小池百合子はリベラルではなく、安倍の二番煎じです。(実際海外メディアはそう評しています) つまり、小池百合子は安倍同様に議論なんてしたくない、対立する概念なんて排除したいと思っているのです。「寛容な保守」とは一体何処に行ったのでしょう。中身の無い言葉ばかりでは政治家としての質を疑います。アウフヘーベンなんて言ってないで、バウムクーヘン食って引っ込んで欲しいものです。
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小林よしのりチャンネル
(ID:975653)
私が持っている国語辞典(三省堂)には、アウフヘーベン=止揚=矛盾・対立する概念を、矛盾・対立を残したまま一つに統一すること、とあります。対立する相手の意見を尊重し、その上でより良い意見を目指す、どちらかというと保守よりリベラルに近い考えだと解釈しました。
枝野議員も、ゴー宣道場では思想的の一貫性において井上先生から猛批判されていましたが、意見を統括するという点では正しくリベラルだったと思います。
大体に世の中でも二者択一を迫るモノばかりです。「AかBかどちらか」というやり方を良く目にしますが、AでもBでもない、Cという選択肢もあるのです。それくらいの大きさが丁度良いと思います(何の話だ)。
話がそれましたが、アウフヘーベンと言いながら、憲法改正(詳細は問わない)と安保法制(米国追従)に賛成しろと迫る小池百合子はリベラルではなく、安倍の二番煎じです。(実際海外メディアはそう評しています)
つまり、小池百合子は安倍同様に議論なんてしたくない、対立する概念なんて排除したいと思っているのです。「寛容な保守」とは一体何処に行ったのでしょう。中身の無い言葉ばかりでは政治家としての質を疑います。アウフヘーベンなんて言ってないで、バウムクーヘン食って引っ込んで欲しいものです。