希望の党は、宣言通りリベラル系を排除するようですね。 小池知事の言葉は良くも悪くも本気度が感じられないので、連合が反発すれば方針転換もありうると思っていたのですが。これで連合や民進支持者が本気で希望を支持するとは思えません。彼らの支持もなくてどうやって戦う気なのでしょうか。 意見の違う者が同じ党にいてはいけないのか、疑問に感じます。 特に政権を狙うほど規模の大きい党が、みんな同じ考え方だとむしろ気持ち悪いです。 しかも特定の政策を物差しにして方向性を固定するのはおかしいです。法案によっては保守的な考え方の方がよい場合も、リベラル的な考え方の方がよい場合もさまざまあるはずだからです。大政党ならばすべての法案に対してそれなりの影響力を持つのだから、初めから保守だリベラルだと決めてかからないでほしいです。 大事なのは議論を活発に行って考えを深めあい、いったん方針が定まれば反対派も矛を収めてそれに従う、そこまでの信頼関係を築ける者同士が集まることだと思います。現実問題として政策論議には時間制限があるのだから、制限内でできる限りの議論を尽くせば、最終的に妥協して持論と異なる方針に従うことは恥ではありません。 政党や候補者は、民主主義の要諦である「熟議」を旨とする政治姿勢を問われるべきだと思います。政策は二の次です。国会審議によってそれが間違いだとわかったら修正されるべきだからです。 だから自・公・維新は論外だし、希望の党も限りなくアウトに近い、というのが今の考えです。
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:63182260)
希望の党は、宣言通りリベラル系を排除するようですね。
小池知事の言葉は良くも悪くも本気度が感じられないので、連合が反発すれば方針転換もありうると思っていたのですが。これで連合や民進支持者が本気で希望を支持するとは思えません。彼らの支持もなくてどうやって戦う気なのでしょうか。
意見の違う者が同じ党にいてはいけないのか、疑問に感じます。
特に政権を狙うほど規模の大きい党が、みんな同じ考え方だとむしろ気持ち悪いです。
しかも特定の政策を物差しにして方向性を固定するのはおかしいです。法案によっては保守的な考え方の方がよい場合も、リベラル的な考え方の方がよい場合もさまざまあるはずだからです。大政党ならばすべての法案に対してそれなりの影響力を持つのだから、初めから保守だリベラルだと決めてかからないでほしいです。
大事なのは議論を活発に行って考えを深めあい、いったん方針が定まれば反対派も矛を収めてそれに従う、そこまでの信頼関係を築ける者同士が集まることだと思います。現実問題として政策論議には時間制限があるのだから、制限内でできる限りの議論を尽くせば、最終的に妥協して持論と異なる方針に従うことは恥ではありません。
政党や候補者は、民主主義の要諦である「熟議」を旨とする政治姿勢を問われるべきだと思います。政策は二の次です。国会審議によってそれが間違いだとわかったら修正されるべきだからです。
だから自・公・維新は論外だし、希望の党も限りなくアウトに近い、というのが今の考えです。