ryo のコメント

もくれんさんの記事の感想です。(←目押し用)

不謹慎かもしれませんが、サスペンス映画を観るような、手に汗握るという感じで拝読しました。

この件に関しては、これまでも師範の皆様のブログから、「なんかよくわからんけど、いろいろあったんだろう」くらいの認識は持っていました。

外部の私にはよくわかるはずもない、今回のゴー宣にもある「リアルな人間関係」「人情の機微」によって、皆様の方針が決まっていったのだろうと。(外部→私は道場に参加したことがありません。すみません)。

だから、師範の皆様のブログや、例のニコ生の番組内の話に、完全に納得とはいかなくとも、特に不満はありませんでした。切通さんのことも、よくわからないけど、まあいいです。外部の私としては、やはり「なんかよくわからんけど、いろいろあったんだろう」と。

外部の人間にはよくわからないからこそ、実際の経験、リアルな機微ですからね。生身の人間は、まるでゲームのキャラクターみたいに、誰にでも明白な客観的パラメーターで生きていない、ということくらいは、いちおう大人なのでわかります。

ただ、そのリアルな機微が、具体的にどのようなものだったのか、思いがけず、今回の記事で疑似体験させていただきました。

いつだったか、大学の文学部の廃止に、もくれんさんは強烈に異議を唱えていたと記憶しています。

「リアルな人間関係、人情の機微が大切だ」と言ったところで、その言葉が何か固まった、味気ない標語的な、記号的な、教条的なものとして受け取られるなら、その言葉は死んで、リアルでも機微でもなくなってしまうのでしょう。

すると、その言葉をしっかり言うためには、具体的に生き生きと、文学的に表現してみせなきゃいけない。
今回は、よしりん先生のゴー宣とのリンクぶりも美しいと思いました。

No.62 87ヶ月前

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