『大東亜論 第三部』拝読。 明治の世は、有名無名の者達が熱く生き紡ぎ出していた事が、ありありと感じられた気がしました。今回は「論」では無く「物語」ですが、お蔭で頭に入り易く、かつ「論」としても良く伝わりました。 当時の自由民権運動が目指した、「不平等条約の改正」・「国会の開設」、そして「憲法の模索」は、今日の日本にも繋がるテーマだと感じました。 現在の日本での、TPPへの参加表明。時の政権による国会の軽視・無視。手段ではなく目的化した「改憲・加憲案」。どれも、明治からの歴史の積み重ねを、あてもなくただ壊そうとしている様に思えます。 最後の描きおろし・「私擬憲法という挑戦」。現行憲法も明治憲法も、「押しつけ憲法」であるとの指摘には驚きました。憲法を考える上で、歴史に立ち返る事の重要性を理解しました。 この後の第四部。どう展開するのか楽しみです。
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小林よしのりチャンネル
(ID:35864008)
『大東亜論 第三部』拝読。
明治の世は、有名無名の者達が熱く生き紡ぎ出していた事が、ありありと感じられた気がしました。今回は「論」では無く「物語」ですが、お蔭で頭に入り易く、かつ「論」としても良く伝わりました。
当時の自由民権運動が目指した、「不平等条約の改正」・「国会の開設」、そして「憲法の模索」は、今日の日本にも繋がるテーマだと感じました。
現在の日本での、TPPへの参加表明。時の政権による国会の軽視・無視。手段ではなく目的化した「改憲・加憲案」。どれも、明治からの歴史の積み重ねを、あてもなくただ壊そうとしている様に思えます。
最後の描きおろし・「私擬憲法という挑戦」。現行憲法も明治憲法も、「押しつけ憲法」であるとの指摘には驚きました。憲法を考える上で、歴史に立ち返る事の重要性を理解しました。
この後の第四部。どう展開するのか楽しみです。