M.O のコメント

今週も配信ありがとうございます。
私も「核兵器禁止条約」の交渉会議に日本が参加すらしなかったことには大いに憤りを感じていたので、今回の内容に溜飲が下がりました。
「殺人はなくならないけど、法律で禁止する必要はある」という例えは非常に分かりやすかったです。
理想や理念を蔑ろにしてはいけませんね。
今回の日本政府の対応を支持する自称保守・ネトウヨ達は、「世の中は、どうせこんなもの」というニヒリズムに浸っているのかもしれません。
もちろん、安倍信者だからこそ、という要因もありますが、あくまで「現状容認」を「保守」と信じ、「声を上げる市民」を冷淡に蔑むのは、相当に気持ちが良いのでしょうね。

彼らは、「唯一の被爆国」の国民として、「アメリカに対する怒り」という感情を持ち合わせていないのでしょうか。
私は「脱ネトウヨ」して、ようやく1年半が経ちましたが、『戦争論』を読み返したりする中で、やはり「アメリカに対する怒り」というものがふつふつと込み上げてきました。
8月という時期を迎えると、その気持ちは強くなります。
そこで、なかなか読書する時間がとれない中で、小林先生と西部邁氏が対談した『反米という作法』を読み始めました。
当時の『ゴー宣』で、先生が「現代の日本人にとって、"反米"は作法なのだ」と述べておられたことを思い出したためです(購入してから、ずっと積んでいましたが)。
やはり日本人は、凄まじいまでの戦争犯罪の数々をアメリカから被ったのだ、ということは忘れてはならないし、今もって「大国のエゴ」を強弁し続けている状況を注視せねばならないと思います。
他国から見れば、今の日本にポリシーはないのか? と訝られているようで、大変に恥ずかしいです。

それにしても、トランプが大統領選挙に勝利した直後に、トランプタワーに「駆けつけ訪問」して、「トランプ大統領(まだ就任していないのに)は信頼できる指導者だ」と言ってのけた安倍晋三は、今もトランプを信頼しているのでしょうかね。
発足して7ヶ月で6人もの側近が「辞任」に追い込まれ、もはやズタボロ状態のトランプ政権ですが、一緒に心中するつもりなのでしょうか。
トランプ政権よりも金王朝の方がまともな対応をしているのではないか? と思ってしまうのは、私の感覚がマヒしているのでしょうか。
もっとも、安倍政権もズタボロなので、どちらが先に倒れるか、という低レベルな争いになっているのかもしれませんが。

No.137 88ヶ月前

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