早雲 のコメント

配信、ありがとうございます。
今回のはかなり勉強させてもらいました。

「殺人の根絶は不可能だが、殺人はしてはならないというのは、普遍的理念である」
先生の上記のコピーですが、まさにその通りです。かなり感服してしまいました。

現実というものは本当にうんざりするものであり、それは単に核兵器という火力だけでなく、その人間の残酷性、卑怯、裏切り、支配欲、独占欲、不要な苦痛を与えたり、軍事力で他国を脅かしたりと、本当にえげつないものです。
現実というものを基盤に理想を掲げ、やってはいけない事をルールとして作り、理想とする国を作り、助け合いを行う。
現実を完全に捨てる事は出来ないが、理想として目指すべき姿を見失わない事実だと必要があるのも事実だと思います。

理想なんて言葉を使うと、お花畑の様な発想に結び付く感覚を覚えますが、僕の言う理想は「明るい社会であり、秩序の保たれた社会、違反は誰であろうが容赦なく罰する社会」。
理想ではあるが必ず、現実の考えが付随する。そういう理想です。

現実という考えが徹底してしまったら、日本でいう夢を追う、スポーツや格闘技、芸能、芸術、歌手は全て金の為となってしまいます。
でも実際には、理想というものが存在し、努力の末、勝利を収める事の出来る達成感、周りに感動を与えるなど、現実からでは理解のできない充足感、達成感、満足感というものが人の力となり、糧となります。

現実があるから理想が生まれた、と言うべきか。。。

現実と理想の考えは、陰陽に近い意味があるかと思います。
陰陽互根(互いが存在することで己が成り立つ考え方)。

やはり現実というものが存在するから、理想という価値観も生まれたのだと思います。

No.101 88ヶ月前

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